第18話 ダンジョン2
魔物を倒すのが楽しくなってきて、何か冒険者に気付かれた感じで噂をしていて、ヒヤッとしたが、凄腕冒険者がやってるかも、とかに落ち着きだした。
今は40階のボス部屋の前にいる。
ここが今の最前線近くらしい。
ボス部屋の近くは魔物が近寄らない為、冒険者が集まっている。
噂はそこで聞いた。
俺は何か効いてないが、ダンジョンの魔物にしか効かないからなのかもしれない。
冒険者は魔道具で時間が分かるのか、夜になると眠るようだ。
そのうちにボスに戦いに行ける為、ラッキーと思いボス部屋を開けた。
この階層は森林が多かった事もあり、ボスはサルの魔物だった。
種族名はクレイジーモンキー、配下と連携して攻めてくるタイプの様だ。
何でクレイジーなのかは、配下のモンキーを投げてきた事で分かった。
こいつ仲間を何だと思ってるんだ!
敵ながらにそう思う程、やばいやつだった。
だって投げられたモンキーの顔が死にたくないって思ってそうな顔だったもん。
Level的にもランク的にも俺より弱かった為、時間はかからなかったが何か今日は魔物の倒す気分になれずに体を休めた。
多分次の日、41階に進んだ。
ここで火山ステージか。
目の前は赤く燃えている。
ここには火属性の魔物が多く住み着いている。
ということは、火属性のスキルが大量にゲットできる。
まずは耐性系を揃えるか。
森や海等にいたせいか火属性の耐性は低い。
慎重にいかなければ。
あれはファイアリザード、耐性は3か。
ないよりはあったほうがいい。
Levelもこちらの方が上だしな。
ファイアリザードの体が熱く、ダメージを喰らいながらも倒す事が出来た。
そういえば魔法が使える事を思い出し、水魔法を使うと簡単に倒す事ができ、少し落ち込んだ。
ふ~、切り替えていこう。
体を熱くさせれば触れた相手にダメージを与えられると分かったんだ。
それに気づいた事でいいじゃないか。
自分に言い聞かせ、次の魔物の所に向かった。
火耐性が高いとマグマの中を動けるのか。
火耐性8の魔物がマグマの中を泳いでいるのを見つけ、そう思った。
Levelがこの辺りより高くびっくりしたがチャンスと思い、戦闘に入った。
火耐性が低い為、行動に制限がかかり、思った様に動けなかったが跳びかかってきた所をカウンターで仕留める事ができた。
倒した事で火耐性がLevelMaxになり火炎耐性に進化した。
ついでなのか火魔法も火炎魔法になっていた。
魔法や耐性も進化するのかと思ったが、スキルも進化した事があった為そこまでおどろきはなかった。
もうちょっといて、火属性関連を集めて回るか。
階層に魔物がいなくなる程に倒しまくっていた。
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