第10話 ゴブリンキング
ゴブリン達が起きてきだしており、焚火を使ってるのか明るくなってきた。
残りは20匹だが、その中にはキングやハイゴブリンがほとんどだ。
回復役のゴブリンはキングの次に守りが固く仕留められなかった。
隠れて様子を見るか。
気配隠蔽を使い、体をスライム状にして集落の家の天井に張り付いた。
ゴギャ、ゴギャ
ゴブリンの声が聞こえ、キングが現れた。
その気配になんとなく覚えがあった。
まだ、モンスターエッグの頃に感じた物だ。
ふふふ、あの時は隠れるだけだったが今は違う。
今は俺も強くなった。
名前 なし 種族 ハイゴブリン Eランク
Level38~42/50
HP530~570/530~570 MP530~570/530~570
攻撃力270~310 防御力270~310
魔力150~190 魔防力150~190
敏捷力120~160
スキル
体当たりLevel4~6 棒術Level5~6 悪食Level4~7 繁殖Level5~8
投擲Level4~6 火、水、風、土、回復魔法Level1~3
身体強化Level2~4
称号
なし
名前 なし 種族 ゴブリンキング Dランク
Level52/75
HP860/860 MP860/860
攻撃力500 防御力500
魔力360 魔防力360
敏捷力400
スキル
突進Level3 棒術Level8 悪食Level9 子孫繁栄Level3 身体強化Level6
称号
小鬼王
投擲
投げた物が当たりやすくなる
回復魔法
Levelが上がると魔法を扱いやすくなる
突進
前方に向かって勢いよくぶつかっていく
小鬼王
小鬼種の王
ゴブリンキングとはまだステータスに差がある。
ハイゴブリンから先に倒してからだな。
地面に潜り、ハイゴブリンの足元に向かった。
3体程、倒すとゴブリンキングが指示を出し、ゴブリン達が纏まりだした。
もう少し倒してから気づくかと思っていたが、案外上手くいかないものだ。
分裂を使い、囮として地面からだした。
ゴブリン達がそっちに気を取られている隙にヒーラーに近づきしとめる。
ゴブリン達がパニックになりだした。
よし、今だ。
体を大きく広げ残りのハイゴブリンに覆いかぶさる。
ゴブリンキングが迫ってきたが、もうゴブリンキングしか残っていない。
キメラの能力を使い、化け物の様な見た目に変わる。
ハイゴブリンの体をベースに耳はラビット、口はワーム、体がグネグネしている感じの見た目だ。
ゴブリンキングは俺の姿が変わった事で、止まった。
ハイゴブリンの使っていた棒を拾い、腕を鞭の様にして振るった。
ゴブリンキングは掻い潜る様に前に飛び出してきた。
俺はそこに土魔法で足元に穴を掘り、風魔法で真空波みたいなやつを放つ。
ゴブリンキングに当たり、傷を作るがゴブリンキングは魔法をくらいながらも攻撃を繰り出してきた。
今の状態で攻撃をもらうと思わなかった為、少し怯んでしまった。
ゴブリンキングはそんな俺を見逃さずに攻撃をしてきた。
地面に倒れた俺はかなりの痛みに我慢し、立ち上がる。
俺のHPは半分以上削られていたが、ゴブリンキングも俺と同じでHPが削れていた。。
ふぅー、と心を落ち着かせ回復魔法をかけた。
俺には回復魔法と自己再生があるが、やつには回復する方法はない。
それならゴブリンキングは突撃するしかないはずだ。
後はそこに魔法をあわせば終わりのはずだ。
そう思うと、やはり突進してきた。
俺は魔法を出し、ゴブリンキングは倒れた。
《経験によりLevelが20上がりました》
《経験により風魔法のLevelが上がりました》
《経験により土魔法のLevelが上がりました》
《経験により回復魔法のLevelが上がりました》
《経験により自己再生のLevelが上がりました》
ふぅー、強かった。
ここ辺りの魔物も遺伝子に取り込んだからな、そろそろ別の所に行ってみるか。
ゴブリンキング達を取り込みそう思った。
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