第20話一人で営業のリスク
「いらっしゃいませ!」
次から次へと客が雪崩れ込んで来る!
今日卯も売り上げ20万円コースだ。
妻の志帆と喧嘩をして一人で店を運営するのは初めて・・・。
いつもなら志帆が来客を出迎え手際よくテーブルに案内するが、今日は志帆が居ないので雅一は厨房の中から「空いている席へどうぞ。」
と、言うのが精一杯だった。
一人の客が立止まると後は渋滞が出来てしまい客がウロウロしているだけだったが、雅一は観ているだけで何も出来なかったから痺れを切らした客は「空いてないから帰ろうぜ!」
と、怒り気味に出て行く始末。
「あなた、私がお店の回転資金を全額出したのに何で、協力しろと言われなければ為らないの?
もう勝手にして!お店なんか潰れると良いんだわ!」
昨夜の喧嘩を思い出し、反省をしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます