第25話
ピナルス星人が無線を使って本部と会話をしている。
「こちら9−1、救命艇処理隊、どうぞ」
本部からの連絡を受けて処理隊隊長が答える、
「え、それは、はい、分かりました、はい、すぐに行動に移ります」
会話を横で聞いていた副隊長が尋ねる、
「どうしたのですか?」
「ロスゴダ星人の馬鹿どもが氾濫を起こしたらしい」
「なるほど、それで我々の任務は?」
「此処で待機と攻撃。この場所は9−2援護班に任せる。9−1は処理班ではなく今から攻撃班だ、現場の援護に向かう」
「何処へ?」
「地対空素粒子砲砲台、素粒子砲衛星操作室、植民地本部は親衛隊に任せる」
「了解」
「表の装甲車に乗り換えるんだ。トーイングカーなど使っていたら、いくら時間があっても足りたものじゃない」
「了解、全隊員に告ぐ、9−2援護班はこのまま救命艇の監視、只今より9−1は処理班ではなく攻撃隊だ。隊長と私について装甲車乗車、敵はロスゴダ星人、民間人と思われるが手を抜くな、全員殺せ」
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