異能力と怪獣が登場する人気作品の悪の組織の幹部の部下になったので。
haryu
第一章 邂逅
第1話 終末の終幕
202Ⅹ年、突如として連載され始め連載開始からおよそ一年でうん百万冊が買われるアニメ化までされた、『終末の終幕』という、突如として、当時は最先端だった兵器でも歯が立たない謎の超大型生物、怪獣が出現し一時期世界は壊滅の危機に陥ったが、怪獣の出現から十日後に異能力に覚醒する人が現れ始め、一部の怪獣以外は討伐された世界。
日本政府直属の対怪獣兼特殊治安維持組織『
そして、俺、前の名前は知らないが平凡でミリタリーが混じったオタクな俺は『終末の終幕』で『月輪』サイドで本名が明確にわかっている、小説で一巻の最後の方に倒されたコードネーム『
能力は粒子操作、顔はイケメン、ある意味主人公を一番最初に絶望させたキャラともいわれている、なにせ主人公の兄みたいなものの幼馴染だったからと、後の設定資料集で発覚していた。原作の『統禦』は上手く能力を扱えていなかったみたいだが、スピンオフ作品だときちんと強キャラで描かれていたりもした。なら、『統禦』になった俺がすべきことは、推しの一人である原作主人公を眺めることと、倒されないようにすることだろう。
「花月―、準備できた?」
部屋の外から、分けあって同じ家に同棲している、幼馴染の澄風リンの声が聞こえた。
じゃあ、行きますか。
俺は扉を開けて部屋の外に出た。
_____________________________________
新作はじめます。
私立の推薦入試を合格しましたが他の作品をどのようにしてたのか忘れてしまったので新作を書くことにしました。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます