毎年、幽霊部員の私が入った部活は幽霊部員(幽霊の部員)のための部活でした。

TYATAMA

序章 第一話

第1話 毎年恒例 幽霊部員


水鳥桜丘高校 1のB


「どうしよっかな〜今年は」 


私は霊璽 幽香(れいじ ゆうか)。今年で高校生1年生。ちなみに中学校ではずっと幽霊部員。そして、小学生時代はいじめにより、途中から不登校。

まあ、不登校って言っても、家で授業をオンラインで受けてたから普通に成績は大丈夫だったけど。


「まぁ、この学校は何回か部活にいかないといけないから、楽なのがいいな。

あっ、これとかいいかも。幽霊部。趣味を研究するね〜。なんで幽霊部なのかは知らんけど。ここにしよっと。」


このときの私は、部活紹介の紙に※があったことに気が付かなかった。


まさか、幽霊部員さんがたくさんいて、幽霊部員のための部活だったなんて。


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