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    はじめまして。

    一度読み始めると止まらなくなる物語でした。

    道長の凄まじい権勢欲に慄きつつ、その陰で彰子がこの上ない孤独を感じていたさまが何とも痛ましかったです。

    入内して帝と想いを共有することができたのは何よりでしたが、お互い権力の渦中に在る身、現実は彼らが望まぬ方向に転がり続けていってしまうというところにまた哀しさが窺えます。

    最後の蘇芳の文にはもう、一貫して気高かった定子の生き様に心打たれた者として、彰子と共に胸がいっぱいになりました。
    無理なこととは分かっていても、ふたりが一度でも顔を合わせて語り合えていたら……などと思ってしまいます。

    彰子の中宮としての道はまだまだこれから続いていくわけですが、結局彼女はこの後、定子と清少納言のように、真に心を通わせられる存在を得られたのだろうか、と、読後の余韻に浸りながら、そんなことを考えました。

    作者からの返信

    Skorcaさん、初めまして。コメントありがとうございます。
    カクヨムに小説を上げ始めて、実は初めて頂いたコメントだったりします。なので、とても嬉しいです、泣きそうなくらい(/_;)

    私の文章って硬すぎるのか、読んで下さる方も少なく、コメントまで書いて下さる方もいなかったので……下がり始めていたモチベも持ち直せそうです。

    この話は、もう随分と前に書いたもので、今年の大河ドラマに触発されて掘り起こし、手直しして上げたものでした。
    自分でも読み返して、この頃は我ながら、図書館に通いまくって、時代考証とかにもの凄い力入れてたなぁと懐かしくなりました。

    読後の余韻に浸って頂いたところ申し訳ないのですが、実は続きがあったりします。
    これ以降は紙媒体で残していたので、テキストに起こして、いずれアップするつもりでおります。
    その折には、また読んでやって頂けると嬉しいです。

    ありがとうございました。