第9話 作戦会議

―作戦会議―


「兎に角…騒ぎだけはなるべく起こさない様に、イヴ様をそっと連れ出そう。キララ、今回の作戦を」


「はーい☆ 先ず、キララが魔法でお城の人達をぐっすり眠らせます……そして、クロウ」


「うん。僕が、コッソリお姫様をお城から連れ出すんだね……そして、ケイトお姉ちゃん」


「おう。アタシはキララと一緒に、目が覚めた兵士らをボコボコにする…って作戦だな☆」

「……ボコボコにするのは 兵士達が襲って来てから だからね?」

「分かってるって♪」

「(ほ…本当かなぁ?汗)」


「バレない様に、カインが見張っててくれるけど……万が一にバレてしまったら?」

「その時は、私から王子を説得するよ」


「で、でも…上手く説得出来るかな?」

「アダム王子は優しい人だから、きっと大丈夫だよ☆」


「それじゃ……作戦開始だ!!」

「「「―――了解!!!!」」」


……と、4人が城へ向かおうとした―――その時。


「……ま、待って下さい!!」


「えっ―――?」

「あ……貴方は―――!?!?」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る