私と俺の恋

妄想垂れ流し機

柑橘の味を覚えて

夏の暑さが照らされる京都にて、二人は古風の街並みの路地で見つめていた。筋立つ一つ一つの指はゆっくりと繋がれていき、お互い優しく手を抱きしめ合い、唇にぎゅっと近づいてキスをした。そのキスはあまりにも長く、時間はまるで永遠のようだった。


ようやく離れ、神田は少し頬を赤らめながら言った。


神田「さ、さすがにやばいだろここは...///」


もう片方は「はぁ...」と呆れた顔をしながら、相手の肩にゆっくりと甘噛みをした。少し浮き立つ神田の鎖骨に、自分だけの痕を付けていく。体がビクッと震え、腰に巻かれた手が少しだけ強く握られたのを感じた。それに少しだけ悦びを感じて、片方の肩にも同じように甘噛みをした。


神田「おいっ、やめろって...あっ」


「いつもゲームで勝ってる癖に、肩は弱いんだよね、お前って」


慣れた手つきでもう一度、神田の顔を両手で持ち、そのまま自身の唇に近づけ、二回目のキスをした。三回目。四回目。何度もキスを重ねて、神田の物が自身の腹に当たっているのが分かった。相手を求めて立つそれにゆっくり手を触れ、少しだけ上下に手を動かす。神田の体は大きく震え、まるで体に電流が走ったかのような感覚に陥った。


神田「あっ...だからっやめっ...///あっ...///」


手の速度を少しずつ上げていき、上下に、上下に、上下に動かしていく。布越しでもわかるその熱に更に興奮してしまい、ついには下半身のズボンを降ろしてご対面をする。神田の物は最大限にまで膨張し、射精の先を求めている。亀頭から少し出ているカウパーごと口の中へゆっくり入れていき、物を舐めまわした。


じゅぽっじゅぽっと路地裏に音が響く。神田はどうする事も出来ず、顔を物凄く赤らめながら、あまりの快楽に立てなくなりそうな足を必死に立たせる事しか出来なかった。物を舐めまわしている時、神田の物の奥から何かが送り込まれているのを感じる。亀頭も少しずつ膨張しているのを感じると、もうすぐ射精するのだと分かった。


神田「あっあっ...///やばっ...出ちゃうっから...ねぇ...!」


神田の言葉を無視して更に舐めまわしていく。神田は限界を迎え、下半身にため込まれた物を相手の口の中へと吐き込んだ。


ドビュドビュッドビュッピュルルルッ!ピュルッドピュッ!


神田も驚くほどの精子が相手の口の中へ送られて行く。それでも亀頭を中心に舐めるのは止めず、神田はあまりの快楽に、周りの視線なども目にせずに喘ぎ声を出した。


神田「あっあぁっ///うぅっあっ...///うっあ///」


ようやく神田の射精が終わると、相手も神田の物を口から離した。神田の物は射精に満足してぶらんと下がり、快楽に疲れ果てて足が立てなくなってしまった。


その後、二人は路地裏からようやく出て、観光の再開をした。神田はそのまま京都についての話をしていたが、突如声を止めて黙ってしまった。驚いたような顔に気になり、事情を聴いてみることにした。


神田「あいつさっき俺達の事見てたって...///」


どうやら、先ほどの行為が他の人に見られてしまったようだ。自身の姿を他人に見られたことに恥ずかしさを覚えた神田は顔を赤らめてしまった。その様子がつい面白かったので、少しいたずらをしてみることにした。


「神田はオレの物だからいいよ」


神田の腰に右手を回しながら、左手でカービィーの顎を持ってみた。カービィーは途端に怒り、


神田「やめろっ馬鹿。気持ち悪い...!」


と、少し機嫌を損ねてしまったようで、自身よりも先を歩いて行ってしまった。

だけど、俺は知っている。その神田の顔は、少し笑顔が出ているということを...



柑橘の味を覚えて...END

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