一冊目 横からみた赤穂義士
原本
はしがき
三田村鳶魚著
横から見た赤穗義士
東京 民友社版
はしがき
1
九
1
疑獄
元々は、有罪か無罪かの判決を下し難い裁判事件を指す。
しかし、山城屋事件や尾去沢銅山事件等、明治初期に政治家が職権を私用した事件が政治的圧力によって裁判にならない事態が多発した。
転じて、表に出た大規模な贈収賄事件を指すようになる。
今回はこちら。
2
うだ。九
九
2
みにくく、いやしいこと。
つまるところ。結局。要するに。
畢竟寂滅から。
仏教用語での畢竟は、
悟りを得、穏やかな心を手に入れる事。
畢竟:最終的に
寂滅:煩悩を消し去る
3
一
3
意味は読んでそのまま。
甚と麽は共に疑問の助字。作麽生の変化か……?
右記に加えて 例)長々話していたが、
のような使い方もする。
支那の口語。
日本では仏教用語、特に禅宗の問答の際に使う言葉として広まった。
現在中国で使われているかどうかは不明。
御存じの方があれば是非コメント欄へお願いします。
寶永三年
1706年 元禄→宝永→正徳
正德二年
1712年 宝永→正徳→享保
意図してかせずしてか。
①志・下心がある。②有意義である。
①意思がない。故意ではない。②無心である。
4
4
元禄十五年
1702年 貞享→元禄→宝永
寛延元年
1748年 延享→寛延→宝暦
中村座で曾我の夜討へ持込󠄁んだ
能一興の間に演じられる間狂言で忠臣蔵に触れたという事であろうか。
能と狂言は交互に演じられる。
曾我夜討を演じる前に忠臣蔵を演ったという事かもしれない。
「夜討曽我」ではまた、間狂言が前後をつなぐ、重要な役割を果たします。和泉流では通常の
場合、早打アイといって、一人または二人の伝令役が登場し、仇討ちの様子を語ります。一
方、大蔵流では、大藤内という、工藤祐経の客人が、曽我兄弟の襲撃から大慌てで逃げ出して
きた様子を滑稽に表し、緊張の糸の張りつめた全編に、笑いと寛ぎをもたらします。これは和
泉流でも小書(特殊演出)の「大藤内」として演じられます。
― the能.com 様 演目事典:夜討曽我 より ―
https://www.the-noh.com/jp/plays/data/program_099.html
陰に陽に
陰に日向に。或いはひっそりと、或いは大っぴらに。
纏綿
①物がまつわりつく。転じて複雑なこと。
②想いが深く離れ難い事。
③いつ終わるともなく続いてゆく事。
今回は③
独参湯
万病に効くとされる気付け薬。朝鮮人参を用いた薬湯。
転じて歌舞伎で、常に大盛況の仮名手本忠臣蔵を指す。
5
5
6
昭和五年梅雨近󠄁き頃、名に負󠄂ふ花も靑葉隱れに咲󠄁き出し、
水鉢快く睡蓮の二つ三つまで開いたのが嬉しき時、
鳶 魚 幽 人 拈
纏:里→黑の連火なし
毒:毋→母
値:值の最後の画がL
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