拗らせ系 素直になれない探偵
@tai6
序章
第1話 【邂逅】
バイトがない日は自由w
あと2ヶ月後には定時制高校に通う僕、久しぶりに学校というところに行く。今日はちょっとワクワクしながら、通学路を探索するため学校まで1人で行ってみることにした…まさか、これがあんなことに繋がるなんて、思いもしなかった。
自宅近くの駅(鳩峰駅)から3駅離れた街中の西高校に行くために出掛けた敦也は、9:58に市駅に到着、改札を出ようとする。
(終点、市駅~市駅~~です。お忘れもののないよう、お願い致します)
「ここまでは順調、こっからは、どうしよう」
キャー!!
!!ガラガラガッシャン!!ガンゴンガン!!プシュ~
『なんだ!?』『鉄骨が降ってきたぞ!』『やべぇぞ!』『人が下に!!』
『警察ですか?』『じっ、じっ、ほう、ほう崩落事故です』
「えっ!なんだ?なんだ!?崩落事故!?やっば、人が戻ってきた…」
「人だかりできてるやん…えっ、なにこれ…血が…人が、人が…潰れてる……」
[Murder …だな…]
えっ⁉️
隣には、黒いロングな革ジャンに白いハイネック、黒い手袋、革靴の男が立っていた。
<えっ、目付きこわっ!!、真っ黒…蝙蝠? てかてか、Murder!?ってたしか殺人だよな…これのどこが殺人なんだよ…ってあれ居ない…>
『ピーポーピーポーピーポーピーポー』
<警察来た…、めっちゃ追い出される…めっちゃ気になるけど…吐きそう、学校は…今度にしよ…>
事故の報道は、各番組でされたが、どこにも殺人との報道はなかった
その後、敦也は入学式まで行くことが出来なかった。
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