ソドワうちの子関連SSまとめ

如月冬花

ルヴィスの随想録特別編~散華の旅路~

該当キャラクター:ルヴィス・クランフォルト

ソサ先行のウィザード+ファイターの魔法戦士。エルフと人間の間に生まれたナイトメアであり、両親は両方既に死亡している。ランドール地方の小さな村出身であり、迫害を受けていたが脱出して冒険者となった。この話は彼が14レベルから15レベルに上がる際の話である。

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 故郷の村から手紙が届いた。内容は、一度故郷に戻って渡す物を取りに来て欲しい、とのことだった。

 正直に言って、あの村へはあまり帰りたくなかった。穢れがあると言って暴行を加えてきたり仲間はずれにしたり嫌がらせしてきたりといった事をされ続けて、誰が帰りたいと思うだろうか。本当は他の冒険者に任せてしまいたかったが、依頼にしても受けてくれる人が居なかったと、依頼斡旋所「間口の衣装箪笥亭」のマスター、アスランさんが言っていたので、仕方なく自分の脚で故郷へと戻ることにしたのだった。

 魔動列車と馬車を乗り継ぎ、険しい道を歩く。時折地図を見てどの方向か確かめつつ、向かっていった。

 ・・・・・・やがて、たどり着く。かつて冒険者となるために出ていった、あの村を囲う壁の付近へ。

 もう充分自分の脚で歩いたし、大丈夫かと盾をアームスフィアに装着させて、ため息をつきながら壁へと近寄る。すぐに、「止まれ!」と兵士の声が聞こえた。

 言われたとおりにぴたりと止まれば、「何者だ、用件は・・・・・・」と、途中でなぜか兵士の言葉が途切れた。

「僕は、この村に戻って物を取りに来て欲しいと言われてきました。まぁ信じて貰わなくてもいいですけど」

 つっけんどんに返したその直後、兵士の声音が変わった。

「・・・・・・まさか、ルヴィス、なのか?」

「ええ、その通りですよ。まぁオーガだと疑って掛かられることくらいは想定済です。忌み子が帰ってきたところで困るでしょうし、さっさと帰ります」

「いや、待ってくれ。こっちにまで君の勇名は届いている。そんな君がオーガ程度にやられるとは思えない。帰らないでくれ」

 さっさと帰ろうとした途端に慌てて呼び止められる。困惑していると、壁に付いていた扉が開く。

 ・・・・・・いったい、何があった? 僕は困惑で頭がいっぱいになりながら扉を通った。


 村の中へと進むたび、違和感が蓄積していく。出ていく前は憎しみしか住人の顔から受け取れなかったのに、今は申し訳なさや恐れなどが混じった表情を皆浮かべていることに気付く。

 村を出ていってからそれ程経っていないはずなのに、あまりに変わりすぎている。それについて言い出せないまま、村長の家に着いた。

 ああ、あの村長と顔を合わせなくちゃいけないのか。そう思いながら入ってみれば、あれだけ憎らしかった村長がいない。代わりにいたのは別の老いた男性だった。

「あれ、いつの間に代替わりしたんですか」

「ああ・・・・・・。それも含めて、詳しく話をしたいんだ、ルヴィス。君には長年申し訳無いことをしてしまっていたからな」

 と今の村長は言って土下座し始めた。

「は、え、いや、その。皆の態度が変わりすぎてて、僕はとても困惑しているんですが・・・・・・」

「蛮族に操られ、迫害してしまったことは本当に申し訳なく思っている。この村には近寄りたくもなかったのだろう。でもそれでも来てくれて本当にありがとう」

 一方的に言葉をまくし立てられ、困惑しきりだったが、なんとなく前とは村の価値観が変わっているのだ、とは気づけた。

「とりあえず頭を上げてください。僕への仕打ちは許せませんが、その姿勢のまま話をされても僕の感情が変わるわけではありませんから」

 そう宥めてなんとか現村長の顔を上げさせ、なんとか話が出来るところまで姿勢を戻した。

「それで、話の方を早く聞かせてください。長話になってもいいので、どうして村の住人達の態度が変わったのかくらいはしっかり説明してくださいね」

「あ、あぁ。うむ、どこから話そうか・・・・・・」

 現村長は少し唸った後、姿勢を改めて僕に向き直った。

「・・・・・すべての始まり、君の両親の話から、始めようか」

「なぜ、僕の両親から・・・・・・」

 少し不満を覚えつつ、僕は聞く姿勢を取る。

「君が生まれる二年ほど前だったかな・・・・・・。冒険者を辞めたばかりの君の両親、マーカス・クランフォルトとマリー・クランフォルトが夫婦でこの街に引っ越して、移住する事となった。その時は村は平和で、何事もなかったかのように見えていた。だが、その時既に当時の村長はオーガによって乗っ取られていた。我々はそれに気付くことが出来ないまま、平和だと勘違いして生きていた」

「・・・・・・マリーさんが君を身ごもったとき、村の人々はとても喜んだものだった。かつての領主様であるテニーレイス家の遠縁であった彼女と、英雄として讃えられていたマーカスさんの子供だ、きっと強くて頭の良い子に生まれる。そんな期待で村は包まれていた」

「そんな村が暗転し始めたのは、その数ヶ月後だった。マーカスさんが狩りの最中に事故死してしまった。村は悲しみに暮れながら、マーカスさんを埋葬して、いずれ生まれるマリーさんの子供を十全に育てられるよう、支援の体制に入り始めた」

 そこで僕は話しに割って入る。

「なぜ、母は父を蘇生しなかったのでしょうか。操霊術を修めていた母ならば、蘇生という選択肢も取れたはずです」

「・・・・・・できなかったんだ」

「・・・・・・えっ」

「見つかったとき、彼は背中をズタズタに裂かれ、首を折られていた。マリーさんは彼の死体を見ただけで、蘇生は出来ないと判断した。それくらい、酷い状態で君の父親は死んでいたんだ」

 ・・・・・・ああ、そうだったのか。お母ちゃんも、本当はお父ちゃんを蘇生させたかった。共に生きていたかったんだ。でも、無理だったんだ。どれだけ酷い有様で見つかったんだろうか。そして、そんな凄惨な死体を見て蘇生が出来ないと分かってしまった母の心は、どれほど辛かっただろうか。

「そして、君が生まれた数日後、マリーさんは死んだ。村に神官を呼ぶには周囲が険しすぎて、呼ぶことが出来なかったんだ。生まれた君を必死に育てようと、弱っていく身体で奮闘する彼女はとても痛々しかった。我々もその状況をどうにかしようと力は尽くしたが、やはりどうしようもできず、みすみす彼女を死なせてしまった」

「・・・・・・そこは、やっぱり僕の罪ですから。みなさんは悪くないです」

「いいや、我々の罪だ。生まれる子供がナイトメアであるか否かにかかわらず、お産で死ぬ可能性は十分にあった。神官を呼ばなかった我々にも過失はある」

 そう言われてしまえば、僕は何も言えなくなってしまった。僕は生まれたときにお母ちゃんを傷つけようとかそんなことは全く思いも寄らなかった事だろう。神官さえいればお母ちゃんは助かったかもしれないと考えていると、胸が痛くなる。

「君の両親は、ナイトメアが生まれる可能性もしっかり考えていたんだろう。しっかり遺言を残していた。自分たちが何かあって死んでしまった場合、残された子供に十全の子育てと幸せを与えて欲しい、とね。だけど、我々は愚かだ。当時の村長の言葉に従って君を迫害する方向へ、遺言に背いていってしまった」

「・・・・・・当時の村長は、なんと言ったんです?」

「『穢れを持つ子は災いをもたらす子。碌に育てない方が良い』と。今にしてみればそんなことは無いと分かるが、当時の我々は、困惑しながら命令に従うしかなかった。目の前で君を育てる素振りを見せようものなら、裏切り者として吊し上げに遭った。だから、当時の村長の目を避け、最低限の食事や世話をすることしかできなかった」

「・・・・・・あ」

 うっすらと、当時の本当の記憶を思い出してきた。たしかに、そっと僕に食べ物をくれたり、会話や読み書きを教えてくれる人は、わずかだけれどいた。迫害の印象が強すぎて、忘れてしまっていたけれど。

「そして、君が成長して行くにつれて、だんだんと穢れを排除する風向きが強まり、手段を問わなくなっていった。君に直接危害を加えろという命令や、他の子供達に差別意識を植え付ける教育をせよという命令がいくつもあった。君をそうやってどんどん追い詰めて孤独にしていったことは、本当に申し訳なかった」

 と現村長は再び頭を下げた。

「穢れを排除する風潮は、君だけに向いていたわけでは無かった。隠居していた舞踊家の人が、ミノタウロスのウィークリングだった幼い女の子を育てていると知った時、我々はその女の子の居場所を暴いて凄まじい暴力を振るった事もあった。いつの間にかその子はいなくなって、舞踊家には大変激怒されたよ。・・・・・・あの子は、今無事でいてくれるといいんだが。できれば、我々の仕打ちを忘れていて欲しい」

 その話を聞いた直後、顔見知りの幼いミノタウロスの女の子が頭に浮かんだ。母と同じ名前を付けられている子、マリーはそうでないといいんだけれど・・・・・・。

「そして、君が村から居なくなった数日後、とうとう村長に化けていたオーガが、本性を現して村へ大混乱をもたらした。大勢の蛮族がやってきたりして、この村も滅ぼされるかと思っていたが・・・・・・テニーレイス家の私兵が駆けつけてくださったおかげで、村は滅ぼされずに済んだ」

 そういえば、この村はテニーレイス村、と呼ばれるんだったっけ。待てよ、テニーレイスといえば、最近ウェンリッドの街にやってきたユラハさんの実家がそうだと聞いたことがある。マリーやサンドラさんは以前その家にいたんだったか。・・・・・・なるほど、貴族のテニーレイス家が元の支配者だった村なのか、ここは。

「テニーレイス伯爵様がこの村においでなさった時はとても驚いたよ。伯爵様は、娘がナイトメアだが、この村はそのナイトメアを追い払う馬鹿な仕打ちをしたのか。許せん、と大変激怒し、村の一人一人に叱責なさった。そうして村の穢れ差別はなくなった。・・・・・・あのミノタウロスの子や君にしてしまった仕打ちは今も忘れていない。皆とても後悔しているよ」

「・・・・・・」

 僕は迷った。正直された仕打ちに関して許す気は全く起きない。だけど、村の人たちが後悔していると聞くと、その気持ちが揺らいでしまう。

「・・・・・・さて、君に渡すべきものについて話をしよう・・・・・・。君があの家を出ていった後、掃除をするなり修理したりしてそのまま保全していたのだが、君へ両親が残して行った日記と手紙、魔法に関する本と剣が見つかってね」

「は?」

 理屈や理性、そういったものを吹き飛ばして感情が頭を支配した。現村長の胸ぐらを掴む。

「僕の両親の遺品に勝手に触れたんですね!? そうやって僕の両親が僕のために残していた物を勝手に盗んでいったんだろ!?」

 声を荒げ、意味も無いのに感情的にわめき散らしてしまった。

「・・・・・・遺品は、すべて元の場所へ戻したよ。それから定期的に手入れに入ったりはしているが、厳重に保管している。何一つ欠けさせていない。全部そのままだ」

 そう語る村長の目を見る。ここまで感情をぶつけられても揺らいでいない。・・・・・・殺されても仕方ないという、諦めの感情は映っていたが。

「・・・・・・くっ」

 僕は村長を離し、そのまま村長の家を飛び出し、駆け出した。


 ・・・・・・僕の向かった先は、墓場。そのまま、両親の眠る墓へ足を進める。

 立ち止まった所には、父と母の墓が、隣同士で並んでいる。周囲には他の墓が無く、花に囲まれている中そこだけ特別に綺麗にされていた。

 しゃがみ込み、一人、話し出す。

「お父ちゃん、お母ちゃん。僕は、今ぐちゃぐちゃの気分だよ」

「村の人たちにされたことは覚えているし、なんなら恨みもある。なのに、とても許したくなってしまうんだ」

「お父ちゃんとお母ちゃんにも疑問を持っていたよ。なんでこんな酷い村に引っ越してきて、僕を産もうとしたんだって」

「でも、村が歪んだ元凶がいて、その元凶はもうこの世にいないんだよ。仇を取ったり憂さ晴らししたりとかはもう出来ないんだよ」

「・・・・・・ねぇ、僕はどうすればいいの? どうしたら、あの人達を許せるようになるのかなぁ・・・・・・」

 そうして、僕は、墓の前で一人、いっぱい泣いた。両親の助けは生まれたときからずっと無かった。死んだ両親が僕に話しかけてくるなんてことも無い。これだけ僕は両親についていっぱい考えて、思って、苦しんでいるのに、当の両親は返事すらくれない。あまりにも、辛くて、悲しくて、恨めしかった。

「・・・・・・お父ちゃんとお母ちゃんの残した日記と手紙、ちゃんと読むよ。それから、いろいろ考える」

 体感的には十数分経った頃合い。ようやく僕は泣き止んで、そう両親に伝え、村へと戻っていった。


 村へ戻ったときには夕方になっていた。ファミリアのテインが暗視をくれているおかげで、かつて住んでいた家・・・・・・元は両親が住んでいた家への帰り道は難なく通れた。

「ただいま」

 誰もいないと分かっていても、この挨拶は欠かせない。

 そのまま、村長が言っていた手紙と日記、本と剣を探し始める。

「・・・・・・あった」

 がさごそと様々な場所を漁れば、すぐに見つかった。多少手の込んだ仕掛けがあるところもあったが、すぐに対処できた。

 ・・・・・・本は、真語魔法と操霊魔法の極致に関する事が書かれてあった。読み解けば真語魔法に関してはすぐ習得出来るだろう。

 剣は、装飾が施された銀の大剣だった。禍々しい文様と、黒みがかった銀色を見れば、すぐに何か察しが付いた。

「ガイスターだ・・・・・・」

 剣の中でも最高レベルの剣。そのガイスターが、まさかこんな所に隠されていたとは。とても驚いた。

 続いて日記を読んでいく。かつて祖先が治めていた村に行きたいと言っていた母と、その村を守ろうとした父が、テニーレイス村へ移住する少し前から日記は書かれていた。父と母が所々入れ替わりながら書いていたのだろう、角張った筆跡となめらかな筆跡が織り交ぜられている。

 母が僕を身ごもった頃の日記は、とても嬉しさに溢れていた。ナイトメアなら二人に憧れて無茶な道を選んだりしないだろうか、という心配の言葉を見て、少し苦笑してしまった。

 ある日を境に、滲んだ文字が目立つようになり、角張った筆跡が無くなった。父が事故死してしまった時の事だろう。悲愴な文章が読めたが、子供を守らなくては、という強い意思を感じた。

 ・・・・・・そして、ある日、僕の誕生日から、筆跡は弱々しくなってしまった。ごめんなさい、ごめんなさいと呟きながら、僕はそこを読み進めていく。

 最後に日記が書かれたのは、僕が生まれてから3日後。おそらく、この翌日あたりに死んでしまったのだろう。残された最後の文章を読む。

『あの村長はとても怪しいけれど、きっと誰かしら助けてくれる人がいると信じてる。じゃないと、ルヴィスが心配でおちおち休めやしないわ。あの可愛い我が子を、勝手に残して死んでやるものか。必ず、生きてこの子を幸せに育てるんだから』

 思わず、涙が溢れそうになった。我が子である僕に傷つけられ衰弱していく中でも、母は変わらず僕を愛してくれていた。その事が分かり、余計に傷つけてしまった申し訳なさが強くなっていく。

 震える手で、手紙を取る。角張った筆跡。父が書いたのだろう。

『わたしたちの我が子へ

 元気にしていますか。もしわたしたちが両方死んでしまった時のため、この手紙を残すことにしました。縁起が悪いけれど、本当の事になったら大変だからね。

 もし女の子だったらミレニア、もし男の子だったらルヴィスと名付けておきます。ルヴィスになりそうな気がなんとなくするけれどね。

 あなたはきっと、戦士と魔法使い、どちらかの道を志すかもしれない。ひょっとすると、魔法戦士という道を選ぶかもしれない。それ以外の道を進むのかもしれない。そもそも冒険者としての道では無いかもしれない。でもどの道へ行ったとしても、お父さんとお母さんはあなたの進んだ道を肯定し、応援します。蛮族側に行くのだけは、親として心配になるからやめてほしいけれどね。

 もしあなたがナイトメアとして生まれた場合、きっと数多くの困難が待ち受ける事でしょう。でも、どうか人に失望しないで。人は残酷なものだけじゃなくて、温かい人が多いから。助けてくれる人もいると思うから、しっかり頼りなさい。

 長々といろんなことを書いたけれど、わたしたちはあなたが幸せになってくれることをいつも願っています。たとえこの世からいなくなったとしても、ずっとあなたを見守ります。どうか、辛いことがあっても、それを乗り越えて幸せになって、生きて。

                   マーカス&マリー・クランフォルト』

「う、あ」

 思わず日記へ手紙を挟み込み、遠くへ追いやった。近所迷惑になるなとほんの少しだけ思いながら、僕はわぁわぁと声の限り泣いた。

 お父ちゃん、僕の事をいっぱい考えてくれてありがとう。でも、死なないで生きていてほしかった。

 お母ちゃん、生まれたときに傷つけてしまってごめんなさい。でも、文字通り死ぬまで一杯愛してくれていたことが分かって嬉しかった。産んでくれてありがとう。

 村のみんな、僕を迫害したことは許せない。・・・・・・でも、こんな僕にも、少しだけ手を差し伸べて、しっかり反省してくれたのは、良かったよ。

 そんなことを思いながら、やがて泣き疲れて僕は眠った。


 翌朝、起きた僕は日記と本を回収し、ガイスターを腰へ取り付けた。

 外へ出ていくと、心配そうに僕を村の人々が見ている。

「・・・・・・昨晩はご迷惑をおかけしました。僕はもう、大丈夫です」

 それだけ言って、村長の家へと向かった。

 村長には昨日の非礼を詫び、今後定期的に村へ戻ると告げた。

「・・・・・・本当に、それでいいのかな。君は、この村に良い思いを持っていないと思っているのだが」

「えぇ、あまり良い思いをしていないのは事実です。でも、本当の村の姿を僕はまだ知っていません。これから少しずつ、冒険者として活動しながら、村の良さを理解して行きたいです」

「・・・・・・そうか。帰るときには手紙を送って欲しい。盛大に歓迎しよう」

「ありがとうございます」

 そうして、僕は村の出口へ向かう。

 村を出る直前に、村の人を見る。許すことが出来ないのは事実だけれど、これから少しずつ、本当の彼らを理解して行きたい。

 晴れ晴れとした気持ちで、僕は村を後にした。


「さて、このガイスターを実戦で使えるようにしないと」

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