いつかあの大空へ
喜島 塔
第1話「ぼくはピースケ」
ぼくはセキセイインコ。名前はピースケ。
中村さんのお家の家族だから、中村ピースケ。
黄色と鮮やかな緑色のバランスがとっても綺麗だって、
パパさんとママさんは毎日褒めてくれるんだ。
パパさんとママさんには赤ちゃんがいないから、
ぼくのことを本当の子どもみたいに愛してくれているんだ。
「ぼくは、とっても幸せ! 優しいパパさんとママさんにも愛されて、何の不自由もなく毎日平和に暮らしてる! こんな幸せなことってないよね?」
って、ぼくは何の疑いもなく平穏な毎日を暮らしていたんだ。
アイツに出会うまでは……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます