第30話 子猫奪還
半ば強引とも言えるほどミルボラさんに連絡をとり
怒りの感情を抑えつつ20時過ぎに私と母、そして里親さんの3人で
子猫を引き取りに向かった
終始ミルボラさんは
「子猫1匹では寂しいから同じくらいの子を1匹引き取らないか?」
と言っていたが里親さんは「2匹は無理」と初めから言っていたため
子猫たちには悪いが断固拒否をした
子猫をキャリーに入れた後もずっと触っていたため
会話をしながらゆっくりとキャリーの扉を閉めた
なんとか引き攣った表情のまま
子猫を車に乗せることができた
「元気でね〜」とミルボラさんは子猫の入ったキャリーに手を振り
私たちはひとまず子猫を無事に奪還することができ車内で安堵した
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