第11話 マイロと猫たち

マイロは保護団体の知人が連れてきてくれた

形式的に譲渡契約書を書き、前のお家で食べていたフードなども一緒に貰う


マイロは抱っこされた状態でやってきた


知人は犬より猫が専門的に保護活動をしていたので

「ついでに猫たちを見させて」ということで

マイロはひとまず私の部屋に連れていくことになった


腕の中で震えながら不安でいっぱいの表情のマイロは

私の部屋に降ろされるとすぐにテーブルの下に隠れた


その間猫たちは見知らぬ人と見知らぬ犬がやってきたことで

7匹全員厳戒態勢のイカ耳状態に


怯える犬と威嚇する猫

彼らには悪いが見てるこっちは笑いが止まらなかった

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