高難易度ゲームは異世界だった!貴族のロリ娘は王都で俺と結婚したいらしい。イマイチ乗り気じゃないんですけど。先回りしてイベントをクリアしたら主人公が怒って攻撃して来た
第4話 村人に転生した俺は自分のステータスの低さに愕然とした
第4話 村人に転生した俺は自分のステータスの低さに愕然とした
「さあ、村人カイト!魔王を倒してこの世界を救って!」
美波が俺の手を握った。
柔らかい手の平。
その瞬間、俺の視界が歪んだ。
周りの景色が暗転する……。
◆
「はあ!?」
俺は目覚めた。
「さぁ、カイト!竜暦197年211日よ」
ミナミの声が俺の脳内にこだまする。
姿は見えない。
俺はゲームスタート時点の年月、その時のカイトに転生した。
その証拠に彼のステータスはゲーム初期のものだ。
レベル:1
体力:10
精神力:5
攻撃力:5
防御力:10
幸運:1
早さ:14
職業:村人
まったく、どうしようもない。
だが、カイトでないとこのゲームは楽しくない。
黒髪で、白い肌。
ちょっと女っぽさがある少年、それがカイト。
当たりを見渡すと彼が住むボッカケ村そのものだ。
今頃、リムルも……
と、ここまでが俺が転生したところまでの話だ。
次は、現世でゲームをしていた時から通り魔に刺されるまでを話す。
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