二噺 友人の全身脱毛
そんなに気にすることかね。
友人Aが全身脱毛をした。
最近、男女問わず周りの人間はみんな脱毛を始めた。痛いのによくやるなとも思うが、将来好みに思うパートナーに「毛があるやつは論外」と言われてしまっては中々に辛い。
半年無料とか通い放題とか。そういう売り文句には大体裏がある。裏、危ない。危ない、お金と思う私は周りが脱毛に走るうちにどんどん悪い想像をするようになった。
毛というのはそもそも体を守る為に必要なものだ。普段のケアで十分だと思う。ただ気になるので友人Aに聞いてみることにした。すると、友人Aはサロンに行ったわけではなく、自らカミソリで持ってして毛を剃ったという。
友人Aは男性だが、怖くなかったのか。どこかを切ることを恐怖しなかったのかと訊ねると「女性用カミソリとジェルがあれば怖くない。ただ、定期的に剃らないといけないけどね」と。
安易に楽な方法で通い放題よりも、友人Aみたいに地道な方が絶対にいい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます