Caligura

「彼女にとって秘密とは？単なる商売道具か、恍惚か？もしくは禁忌か。あぁそう、禁忌なのかも知れない。彼女にとってやってはいけないことというのはもはや垂涎もののやりたいことだから」

　秘密を扱う情報屋。この中でのみ通貨は秘密である。

｜秘密に対してのこだわり

　彼女は世界で一番秘密を愛していると言って過言ではない。守秘義務を守り、秘密を誰にも悟られずに接することができる。

......彼女が怪人だと思われているからかもしれないが。

｜秘密の売買

　最初に彼女は「秘密は書き起こされこちらで安全に保管される。他人からここで自分の秘密を要求された時、こちらは相応の秘密でもって渡すが、それによって生じた一切のトラブルの責任を取らない」ことを条件にしている。

　彼女の運営する情報屋は誰かの秘密を自身もしくはまた他の人の秘密で取引する。ただ、彼女曰く「秘密には重大度がある」とのことで、ショボい秘密だと思われたらさらに要求される。

｜性格

　お世辞にも良いとは言えない。

｜元ネタ

　内容が過激ゆえに公開が制限された皇帝カリギュラを題材とした映画が、その公開が制限されたことによってより日本で話題を呼んだことに由来するカリギュラ現象から。また、正式な心理学用語ではなく、あくまで一種の流行語のような扱いである。

｜Caligura

　彼女は秘密には神秘性があると考えている。自分と少数の人間しか知らない秘密......そう思うだけで彼女は恍惚とするのだ。彼女は秘密を知るというやってはいけないことを通して逆にその秘密を突き詰めていきたいと思っており、それが正に、体を表している。

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