うちの子紹介

Stellvertreter(サティリバートレー)

登場物語:Emigre

年齢:10代後半

身長:147cm

＝＝＝

Emigreとは

シンパシーという特殊な能力とシナジーという、シンパシーをものなどに付与する技術が普及した1〜7区内でのいざこざを書く。また、不自然な災害が起きたり、月光を浴びることや、深い場所でしか聞こえない星の異音を聞き続けることで発症する精神疾患である"ノイズ"も存在し、それの感染者は治癒する情報がないために差別されている。

能力と言っても特に大層な物でもない。更に、1区が一番富んでおり、7区が最低である。

＝＝＝

性格:

懐いた人にしかついていかず、一人で行動することを好む。また、所属する組織の上からの命令は絶対ではあるが、自分が大事。

3区と言う場所:

彼女の出身地で、勤務している場所でもある3区は、民間の軍事会社である「ゴドウィン」が政府に癒着し、傭兵稼業や警察の機能を持つ。また、3区の区民というのは全体として正義感が強いため、たとえ政府が歪んでいたとしても一定の秩序は保たれる。しかし、平均寿命は後述の政策によってワースト2位。

役職:

彼女はシンパシーの強力さと身体能力の高さによってゴドウィン2級傭兵にまで成り上がった。地位で言えば高い方であり、主に護衛と警察的役割を持つ。

また、彼女のシンパシーは「自分の状況を相手に強制する」ものであり、「サティリバートレーの姿を自分が見れない」視覚という状況を対象に強制することによってステルスで行動できる。

過去:

彼女は幼いときに親を暴徒によって亡くしたいわゆる孤児である。3区は凶器を持つことに関してそれを縛る法律を施行していないため、ナイフやらちょっとした爆発物やらは買ってすぐに使う事ができる。ただし、人を傷つけたりしたら罪に問われる。それによって我を失った暴徒は家を襲撃し、親鳥と子供の心理のように、親は子供を逃し、孤児院に逃げ込ませるようにする。まさにそれによって彼女は孤児院に送られ、護身術を習った上でゴドウィンに引き取られた。

まさに、3区の想定通りの人間だったのである。

緘黙:

彼女はあまりに人と話さなさすぎて、もしくは幼少期のトラウマか、ついには会話をする事が怖くなってしまった。つまり、一種の心理的束縛が働いて、口から声が出ないのである。

懐いている人:

隠居しようとしていた元3区ゴドウィン名誉将軍であるジェヘナに彼女は懐いており、勝手に家に押しかけたり腕を引っ張って店に連れて行こうとしたり任務に同伴したり、その執着は異様と形容できる。

また、個人的な興味としてGuardian(ガーディアン)という、殺しを伴わない護衛を専門としている3区出身の独立傭兵(今は別の組織に所属している)人間に興味を持っている。

さいごに:

Stellvertreterはドイツ語で「代理人」という意味を持ちます(単純ゆえに間違いをはらんでいますが)。宗教によって彼女は人を傷つける口実を手に入れてしまったので、メンタル的に敵無しの状態にいます。怖いですね。

彼女はノイズに関してはどうとも思っていないのでしょうが、そういう俗世離れした感覚が彼女を不思議たらしめているのでしょうね。