初めてやってきた場所だけど、同級生たちがたくさんいた。その中には佐藤さんもいた。今の自分ならいける、勇気を出して告白した。

「佐藤さん、ずっと前から好きでした。付き合ってください！」

「田中君ありがとう。私も学生時代から好きだったの。よろしくお願いします。」

「ホントに！？やった！これからお願いします！」

「まあ二人とも死んじゃってるんだからこれからってのはおかしいけどね。でも田中君と天国で一緒にいられるの嬉しい。」

「こっちも嬉しいよ！」

「おじいちゃん幸せそうだね。こんな笑顔の遺体初めて見たかも。あれ？おばあちゃんどうしたの？」

「なんだろう、見てるとすごいムカつくわ」

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