ヤンデレ狂想録
ハジメタイチ
ヤンデレお姉ちゃんの籠絡
おかえり〜♡…ん〜?いつもより、帰ってくるの早いって〜?
ち〜が〜い〜ま〜す〜。サボりじゃないで〜す。お姉ちゃん、ちゃんとお仕事終わらせてきました〜。
…聞きたいことあってね、早く帰ってきたの。
……座って?
も〜。怖くないよ〜。ちょっと聞きたいことあるだけだから、安心して〜?
…ねぇ。最近、帰り遅いよね?どして?
お姉ちゃんに隠し事はしちゃダメ。嘘もダメ。そうだよね?
教えて?
…うん。女の子と仲良くなったんだ。
お姉ちゃん忙しくて確認できてなかったから、仕方ないか…。大丈夫だよ。コレは、隠し事じゃない。
でも、そっか…。そっかぁ……。
はぁっ〜〜…。
…。
……。
ダァンッ!
お姉ちゃんいつも言ってたよね!?女と仲良くするなって!!
初めてできた女の子の友達!?知ってるよそんなこと!仲良くすんなっつってんの!!お姉ちゃんのこと捨てる気!?
…ねぇ。お母さんは、男のところに行って逃げた。そうだよね?
お父さんも、女と仲良くなって私達を捨てた。ね?ね?
だから、私達はそんなことしない。逃げない。捨てない。そう誓ったよね?
…ねぇ。
ねぇ。
……ねぇ!?聞いてる!?
なんで捨てようとするの!?お姉ちゃんを一人にする気!?違う!?どこが違うの!?
女と仲良くしてるじゃん!?お姉ちゃんのなにが気に入らないの!?好きだよね!?毎日言ってるじゃない!!
今言って!お姉ちゃん大好きって!!
足りない!分かんない!もっと!ほら!一緒に!!
お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。お姉ちゃん大好き。
はぁっ…!はぁっ…!
うん…。お姉ちゃんのこと、大好きだよね。
お姉ちゃんも大好き♡
逃げないでね?捨てないでね?じゃあどうするの?あの女とはもう会わない?
そうだね?いらないね?お姉ちゃんだけだよね?大好きなのはお姉ちゃんだけだよね?
…よかったぁ♡も〜、心配かけちゃダメじゃない♡
大丈夫だよ♡あの女のことはお姉ちゃんに任せて♡
……じゃあ、行ってくるね。
…ん?ど、どしたの?怖いことでもあった?
も〜…。お姉ちゃんをなんだと思ってるの?痛いことなんてしないよ〜?
……こうやってね。あの女のこと抱きしめてあげるの。
最初は拒まれることも多いけど、何度も何度も何度も抱きしめてあげて、愛を少しづつ注ぐの。
それでね、い〜っぱい甘やかして、た〜っくさん気持ち良くしてあげる。
私は貴女だけを愛してるよ〜って、身体に教え込む。貴女は私だけを愛してるんだよ〜って、心に刻み込む。
……そしたらさ、どうなると思う?
男のことなんて、どうでも良くなる。だから安心して?あっちの方から離れていくから。
今までだってそうしてきたんだよ?ちょっとでも近づいて来た女は、お姉ちゃんが愛してあげた。
お姉ちゃんも、守ってるの。男に逃げない。家族を捨てない。ずっと、そうやって生きてきた。それだけで生きてきた。
私達はね、籠の中の鳥なの。
どこにも行けない。どこにも行かない。二人だけの世界で生きるの。
……誰も、入れない。入れさせない。お姉ちゃんが守る。
それが、家族。わかるよね?
お姉ちゃんのこと大好きだよね?お姉ちゃんも大好きだから…これでいいよね…?
…。
……。
……うん♡いいこ♡
…ね♡逃げないでね♡捨てないでね♡
一生…。
ず〜〜〜〜っと…。
永遠に…。
逃がさないから。捨てさせないから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます