第18話
変なところで住職の人は話すのをやめたので、わたしは耐えきれずに、
「え、最後どうなったんですか? 」と訊いた。
「さあ、それが私にもわからんのですよ」
よく聞こえなかったけど、「物語が終わっていないからねぇ……」と言った気がした。
そういえば昔、母はこんなことを言っていた。
「結末なんて、取ってつけたようなもの、不要なの。死んじゃったりしても、どっかで生き続けているのよ。わたしたちがあずかり知らない場所でね。その人のことを忘れない限り、ね。どこかで生き続けているから、忘れないってことが一番の弔いなのかもしれない」と。
「電話はね、この奥にあるんだよ」住職の人は指を指しながら、教えた。
住職の言葉に従ってわたしたちは寺を出て、どんどんと森のような山のような、周りが木に囲まれた場所へと進んだ。なんで、こんなところで昔遊んだんだろう? というほど遊ぶのに不向きな場所だった。
でも、よく観察し、考えてみると、周りには全然シロツメクサが生えているわけでもなく、水田があるわけでもなかった。何か、違う記憶とくっついて、記憶のスクラップでコラージュされ、構築された心象風景でしかなかったのだ。
歩くたび、がさがさととんがった草が囁く。やわらかい土。ひぐらしの、淋し気な聲。確かな記憶というものがあやふやになっていく。確かなものが分からなくなってゆく。つかめない。かたいと思っていた土がやわらかく、ぐにゃりと歪んで、足を掬われそうになる。昼なのに、暗かった。
電話を探していると、遠くにちいさなちいさな光の差す空間があり、その光を反射するように黒電話のかたちをした石が置いてあった。
石、……石だったのか。
そこに一心に向かうのだが、全然前に進めない。
草むらは容赦なくわたしの足をチクチクと刺激する。痒いような、痛いような。それを抜けたと思ったら、こないだの雨でできた水たまりにはまる。べちゃべちゃの泥水だ。なんだか、脇道に一度入ったら抜け出せないような、一歩踏み出すのがこわい場所だった。
蚊が高い羽音を出して、何匹も何匹も近寄ってわたしの血液を奪っていった。
光は、電話だけを見事に円形に照らしていた。
「蛍が何匹も照らしているからこんなにあかるいのかな」
先輩は独り言のように言った。
最初、夏の闇に蛍の光が残像を残しながら飛ぶ、幻想的な風景を思い浮かべた。しかし、暗いと言ってもまだ昼時の今、蛍が飛んでいるのを(しかも何匹も)思い浮かべると、なんだか虫が飛んでいるだけのような、きれいというよりちょっと気持ち悪い景色に変わり果ててしまって、思わずわたしは顔をしかめた。
なんとかたどり着けて、まず石をじっくりと見た。細かな、凹凸がある、素朴ともいうべき見た目であった。だからと言って面白みがない、というわけでもなく、素朴であるからこそ良い、むしろそうでなければならい、といった感じであった。継ぎ目の間に苔が生えていたのも良かった。
「こういう石、どっかで見たことある気がするんですよね」
わたしの発した声は、ぐるりと囲む木々に吸い込まれていった。
「そりゃ、あれだろ、みかげいし」
そう言った先輩は得意げ、というか自信満々な感じだった。
ミカゲ? わたしは訊き返す。
「お墓に使われている石だよ」
ああ、と思った反面、「お墓」という言葉が出てきて、ドキッとする。本当につながっているなんてありえないと思っているのに、そんなことないかもしれない、と思ってしまうじゃないか。というより、今さっき墓を見たはずなのに全然思い出せなかったのが変だと思った。
ちょうど、その石に触れようとした時だっただろうか。
「どうされたんですか」と知らない声に呼び止められ、わたしはさっと電話に伸びた手を引っ込めた。
振り向くと、一人の女性が立っていた。白い服を着た、この世の人とは思えないような、女のひと。
「あ、あの、実は、電話のことをちょっとしたきっかけで思い出して、電話を見に来た……というか……えっと……」
こんな風に、わたしは説明をした。わたしの説明の仕方は明らかに挙動不審であった。こんな感じだったと、今一つの小説にするために書き起こしながら、思い返すと、もっとひどかったかもしれない。
「電話で、ここにはいない人と、話がしたいんです。その前に、この電話、触らせてもらってもいいでしょうか」と、すぐさま先輩はわたしの説明のカバーをした。有難い。
「はい、そんな変わったことはないんですけど」
そっと、というか、びくびくしながらさわってみる。ひんやりとした表面だったが、光の温度がぼんやりと伝わるみたいにかすかにぬくもりがあった。くぼんでいる部分に水が溜まっていて、ゆるやかな水の動きで、歪んだわたしの顔がうつりこんでいる。
触っていると、そのままでいいですから聴いてもらえますか、と女性は電話についてのことを語った。そのことで分かったのは、死者との会話、ブログの言葉通りに言うなら「黄泉の国と繋がる電話」は思っていたよりも、よくわからないものということだった。会話は、霊媒師のような人が専門にいて、生者と死者の仲介をする、という、やり方であった(先輩もわたしも、なんという職業なのかよく分からなかったので、霊媒師と呼ぶことにした)。そして、この女性もその役割をしている一人らしかった。
専門の人が仲介をするのは、黄泉と直接繋がることが慣れていない人にとっては体に負担がかなりかかってしまう、ここは半分黄泉の世界だから危険なのだ、ということであった。ごまかされていて、「こども騙し」なものに思えたが、まあ、ここまできて何もせず帰るわけにもいかない。一通り、説明が終わったところでわたしは口を開いた。
「わたし、祖父と話したいんですけど」
「ちょっと待ってくださいね」
霊媒師の人は、電話に手を置いたり、両腕を天に向かって伸ばしたり、いろんなことをした。
そして、ちょうど鳥が羽ばたいた時になって、「あの、」と霊媒師は申し訳なさそうに声をかけた。
「はい? 」
わたしは少し眉をあげて、次の言葉を待った。
「あの、その方、もうここ、黄泉の国にいないみたいなんですよ」
「え? 」
「もう、生まれ変わって現世にいるみたいなんです。前世の姿でないので電話をおつなぎすることができないみたいで」
「どういうことですか? 」と訊こうとすると、「でも、お話しされたい人もいらっしゃるみたいで。どうされますか、話されてみますか? 別にお金を頂くわけでもありませんので、話されてみるのもいいと思うんですが」と、霊媒師によってわたしの言葉は遮られてしまう。
わたしと先輩は顔を見合わせた。どうしようね。という顔をふたりでして。新しい形のオレオレ詐欺みたいだ。そもそも、死者と話せるなんて、バカげたことあるわけなかったんだ。わたしたちはいいカモにされただけだった。なんで信じてしまったんだろう。この世は嘘まみれなのに。
でも、ここまでちゃんと電話のかたちをした、結構昔からある感じの石のオブジェクトがあるということは事実で、やっぱり何らかの理由があって作られたのだと思った。
「やらなくて後悔することはあっても、やって後悔することなさそうだから、話してみようよ。せっかくここまで来たんだし、さ」
「まあ、そうですね。先輩が話します? 」
「いや、ザッキーが話してよ」
「なんで。だって、電話で話すのを見つけたのも、楽しみにしてたのも、先輩じゃないですか」
「いいの。だって、その方がいい気がするんだよ。俺、こういう時の勘、よく当たるんだよ。ちゃんと電話も実在してたし」
ちょっと納得できない。
「でも、わたし電話で話すの苦手だって言いましたよね……」
「大丈夫、ここは一人じゃないでしょ」
「一人じゃないって、まあ確かにそうかもしれないですけど……」
待っている間、最初の挨拶は「もしもし」と「こんにちは」のどっちがいいか、ということを永遠に悩んだ。もっといい挨拶があるんじゃないかと思えて、なんだかしっくりこない気がして。でも、それ以上に思いつかなかったから、二択で悩んでいるのだった。
緊張してるね、と隣で先輩が小声で言う。
その時の先輩の声は、なんだか、きいたことないほど、真剣な声だった。おそうしきの前の真っ黒い服を着た親族みたいな感じだった。だけど、その話し方はすごく心になじみ、怖くなくて、体も心も縮こまらない、やわらかな距離感を持っていた。そして、先輩はわたしの手首をさっと手に取り、胸の高さくらいまで上げた。
「こんなふうに、緊張しているときは、人の字を書くんだよ」
三回「人」という字を書いた。わたしの手のひらは水滴が見えるんじゃないかというほど湿っていたから、恥ずかしかった。そして、先輩の指は優しくなでるみたいに動くから、くすぐったかった。向かい合って書かれた「人」の文字は逆立ちをして、手のひらにある生命線をなぞっているだけのようにも思えた。
それは別に、これまでも自分でやったことのある動きなのに、反対に向いたことで初めてやったような動きにもみえた。しばらくの間、右手を見ていた。そうしていると、人と書かれた部分が、熱を持っているような気がした。
そうしている間に、「つながりましたよ」と声をかけられる。わたしは汗をかいた手をぎゅっと握りしめ、口を開いた。
「こんにちは。こちらは羽崎と申します者ですが……」
「こんにちは。わたしは「てる」いう名前が生きていた時はあったの。今日は話してくれてありがとう」
変な感じだ。何も知らない人が見たら、目の前の人が受話器を持ってわたしたちと話しているみたいな感じなのだから。
「羽崎さんは、いま、いくつなの? 」
「十七歳で、……えっと高校二年生です」
「あら、そうなの。私にもひ孫がいてね、同じくらいの歳になっているのよ」
「そうなんですね」
「ここに来たということは、なにか、あるんでしょう? 」
「しゃべれなかったんです。亡くなる前に。苦しくて。喉の奥がつっかえて。一回も感謝を言えなかった気がするんです。それがずっと心の奥にあって。いつも……」
「そうだったのね……。でも、あなたはその人に何もしてあげられなかったと思っているみたいだけど、そんなことはないと思うの。何かしてあげようって思って行動しているときより、あなたが”普通のこと“だと思っていることをしている時のほうが人は救われることがあるのよ。月並みな言い方になってしまうけど、当たり前は当たり前じゃない。例えば、あなたの存在。あなたの存在だけでもっと長く生きようと、そういうふうに希望を与えていることもある、そのことを忘れないで」
でも実際、わたしは何もしてあげられなかったのだ。優しくしてあげられなかった。何もわかってなかった。顔を見せるのすら苦手だった。笑って、わたしのことで喜んでくれる、その顔を見られると一所懸命やってきてよかったと思えた。年賀状に書かれた文字がなんとも言えず愛おしかった。大好物のいちご大福を買ってきてくれた。
わたしはどれくらい恩と愛と、笑顔が返せたんだろう。そればっかり考えていた。電話がつながった先はどこか、本当に死者とつながっているのか、そういうことは分からない。いまはもうそんなこと、問題じゃない。
なんとか、恩返しができないか。どんな形でも、わたしにできることはないのだろうか。そんなことを、考えている。
偶然か、それとも必然か。昔と同じ――祖父と遊んだこの場所でぐるぐると巡る苦しみの周回軌道から少し外れていく感覚があった。それは、わずかな、ずれから生じていた。ずれ、もたまには役立ってくれるのだと思えた。
電話はとうめいなつながりなのかもしれない。どこまでも、そのつながりを見せてはくれなくて、でも、確かにその透明な管の中を、声があっちとこっちでリレーし続ける。ときどき、バトンを落として、転んで、泣いたり怒ったりする。いつまでも相手にバトンを渡さずに困ることもある。ゆっくり優しく渡す人も、とげとげしたバトンを渡す人も、みんな電話の中でそれぞれのペースで走っている。
通話ができなくなった後、電話の傍から、なかなか離れられなかった。わたしが祖父や母と来たこの場所は、昔のわたしがいるように思えた。そこに、小さいわたしだけじゃなく、祖父が、祖父のかけらが、ちょっとでも残っているんじゃないかと思えた。それならば、この空気を、この石を、この環境をわたしの身体にいっぱい取り込んで、吸収しておきたかったから。石を、やさしくなでた。
この電話の、電話じゃない役割って何だったのだろう。帰りのバスの中で考えていた。先輩は隣で静かに眠っていた。
実のところ、電話で話したのが、祖父じゃなくって良かった、と電話が切れた後に思った。きっと祖父だったら、わたしはうまく話せなかっただろうから。なんとなく、怖い。いまだにそう思っているわたしがやっぱりいて、ひとこと、感謝を伝えることすら、きちんとできなかったような気がする。祖父と話すと、多分小さいころのわたしに戻ってしまうのだ。それからの思い出はないから。祖父との時間は止まっているし、ちゃんと話が出来た、と言う記憶はないから。
何でもかんでも、時間が解決してくれるなんてことはなくて、きちんとそこに成長する意思と、成功体験があるからこそ、時間が解決したように見えるだけなのだと思う。
あと、先輩がいてくれてよかった。ここまで来てなかっただろうし、先輩がいなかったら、自分がこの世に取り残された一人のように、思えただろうから。
そういえば、最初に電話を見たあの時、帰り道に蛇がいたのを思い出した。
「まむしだ」
怖くて、母の後ろに隠れる。背中越しに祖父がまむしと格闘しているのが見えた。
その時、わたしは蛇に咬まれるのを想像してみた。菱形に開いた口から、二本の鎌のような牙がきらりとのぞく。わたしは逃げることができずに、蛇はとんできて、牙が柔らかいももに突き刺さる。体の中には蛇の唾液が入ってくる。わたしは咬まれた痛さではなく、咬まれているという状況に泣く。
その想像をしたらすごく怖くなって、自分の想像に泣いた。
周りの大人は、わたしが何で泣いているのか分からず、困っていた。わたしは泣いているわけを話せなかった。泣いているという記憶は残るけど、何で泣いたのか、その理由をみんなが知ったら、ひどくつまらないことで、笑われそうだと思ったから。恥ずかしくなる気がしたから。みんなわたしより年が上で、分かり合えない気がしたから。大人と子供は違う生物に見えたから。
泣いた後、そこからの記憶がすっぽり抜け落ちている。
お寺で昔話を聴いて、電話をしてみて、気づいた。わたしは家族といえども信じきれずにいるのだ。結局は人間だから。何かしら秘密を抱えているのだ。
「やってみて」と言われたことをその通りにやったら笑われるんじゃないかと怖くなって、うまくできない。だからといって自分のことも信じきれない。自分がした決断で自分が不幸になっていくのがすごく怖い。自分が駄目な、正しい選択もできない人間だって思えるから。この世界で生きる適性がないような気がしてくるから。
自分の変化を求めながら、変化することを恐怖に思っている。変わってしまったら、後戻りできない気がするのだ。
変わる中で間違うことも、転ぶことも、絶対にやらないといけない約束になっているような気がする。一回大きく転ぶか、何度も小さく転ぶかの違いで、ずっと成功しているように見えたり、ひどく失敗しているように見えたりするだけだ。
でも、頑張れない。失敗することも転ぶことも怖くて、全力で走れない。みんなに置いて行かれて、でも走れないから追いつけなくて、ずっとみんなの背中ばかり見えて、いつまでもゴールテープを切ることができない。
親に何をやっても「なんか変」と言われ、笑われるようになったのはいつからだろう。それがどれだけ傷つくか知らないのだろう。何かやってと言われるたびにそういわれるのを予測するようになって、「いい」というようになった。やりたくたって、否定されるのが怖いから。遠慮するようになった。「それいいね」と言ってくれるのは、あなたが提案したことばかりなのに、なんで、わたしに決めさせようとするのだろう。
――もう、無理だ。あんまりだ。
自立したくたって、自分でできる事はほんのちょっとで、自分で選んで、できた、ということもちょっとしかないから、すべてが不安でしかない。わたしが全部悪いの? わたしが何もできないのが悪いの。笑われるようなことしかできないから。疎まれているから。わたしが悪くて、みんなはいい人。良い人だと思えないのもわたしが悪いの。と、自分をずっと悪者にしてきた。それは本当に正しいことだったのだろうか。自分の判断に一つも自信が持てない。
「次は〇〇高校前」
そのアナウンスに急いで、先輩を起こす。
バスを降りると、生ぬるい風が肌にまとわりつく。普段なら嫌でしかない、その風のやわらかさ、ぬるさが今はほっとするような暖かさにすら感じられた。何年も、こんな風を待っていたような気がした。
ああ、やっと戻ってこれたんだ。
「おなかすいたね。昼時じゃんか、もう」
「あーー、なんか楽しいとか、感動とか通り越して疲れとおなかすいた、しか考えられない、欲望マシーンハザキです」
「えっ、ふふ。なにそれ」
「…先輩、ほんとに、ほんとに電話、あったんですよね?わたしたち、話したんですよね? 」
「え? 見たじゃん。……ん? あれ? なんかそういわれると、自信なくなってきた」
確かに見た、話した記憶はあるのに、それはただの幻のようだった。都合よく作り上げた思い込みのように頼りなかった。物語を読んで、ほんとうにあると思い込む子供のようだった。どうやったって、大人は信じてくれない世界がそこに存在しているんだろうなと、先輩に言わないまでも、そう思った。
家のドアを開けると、
おかえり、母がいつものようにそう言った。帰ってこられたこと、それだけの普通のことだけ、それだけで、ちょっとしんどかった。
しんどさを胸に抱え、すぐに自分の部屋に駆け込んだ。九年前のあの日と同じ、いや、もっとたくさんたくさん泣いた。自分の感情からくる、自然な涙であった。ティッシュとかハンカチとかじゃ間に合わないからタオルで顔をおさえて。眼球とかまぶたがひりひり痛くて、鼻水をかみ過ぎた鼻がつーんとした。体温が中からぐんぐんあがるみたいに体が熱くて。与えられてばかりの自分が嫌になって。悔しくて、不甲斐なくて。
泣き疲れて、鏡を見たら顔全体が赤くて、無様でぶさいくなわたしがこちらを見ていた。その顔を見て、「えへへっ」となんだか笑ってしまった。
泣いて、目をはらしたまま、オカ研のことをぼんやりと考える。来年、オカ研はなくなっちゃうんだろうな。それでいい。オカルト研究会は音もなく消えてゆく。誰にも知られずに。そんなものあったかすら、誰の記憶にも残らないまま。わたしと先輩だけの、たったふたりだけの記憶。
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