優は思い出す。

「いつか、いつかこのアニメが好きな子と会えたらないいな」

・・・よく覚えている。

まさか、こんなところで会うなんて、

________

・・・冬が転校生に話しかけている。やっぱり一応クラスのトップは譲る気はないんだな。

宮「このアニメは、最高でね。昔に大切な人から教えて貰ったんだ」

「・・・っ」

冬「ゆ、優」

冬が俺を見てどうやら、タイミングの悪い話をしていたようだ。

「・・・」

宮「ねぇ、ねぇ、冬ちゃんも見ようよ。可愛いくて面白いよ」

昔、冬が言ったことを思い出す。

そんないつまでも子どもが見るようなストラップ付けてさぁ

冬「う、うん」

冬がクラスメイトが俺をチラチラ見ている。

あー、居心地悪い・・・

でも、あえて良かった。

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