第6話

春視点


あれから、数日が経った。


優はもう少し退院まで時間が掛かるらしい。


「ゆ、優・・・元気??」


「・・・」

優は私を人睨みしてから、窓を眺める。


「・・・元気な訳ないよね」


分かってるなら聞くなよって感じだ。


「・・・ごめんね。」


そして、無言の時間が続く。


私達の関係はこれからも修復されるのだろうか・・・


いや、修復される前は酷かった。


私達の家族の形は関係とは意味があったのだろうか、

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