第15話愛国者


令和六年1月1日

茂がこたつでくつろいでる時にそれは来た。

そう能登半島地震だ。

茂『結構揺れたな、、ん、、、能登半島がヤバイことになってるじゃねぇか!!』


昇の言葉を思い出す。

(なんで、、、、昨年12月の時点で石川県に行かない方がいいってわかったんだ、、?あいつ最初に会ったときからあれだが何かあいつの変な余裕、、、未来の出来事を知ってるかのようだった)


電話をかける

茂『おい昇、、、今から来れるか?』


しばらくして昇が来た

茂『テレビ見てみろ、、輪島市が真っ赤だ、まさかお前が意図的に起こしたのか?』

笑いながら

昇『信じてくれます?これで俺が未来から来たのを?』

茂『何年から来たんだ?』

昇『2050年です』

茂『じゃあ1つ聞くがその時の日本の総理大臣は誰だ?』

昇『あなたですよ』

茂『は?嘘だろ?!じゃあその前の総理大臣は誰だ?』

昇『川本太郎です』

茂『ふざけんなよ!俺も川本太郎もそんな総理大臣になれるわけ無いだろ日本が潰れるし狂うぞ』

昇『そう、狂ってるから未来からあなたを消すように頼まれたんです、あなたの言うように僕は戦争帰りですあなたがきっかけで戦争が起きます。』

眼光が鋭くなる茂

茂『ふーん、それならいつでも殺せただろうなんで殺さなかったんだ?』


昇(これでいいのか、、、、、、?少なくとも俺は戦争に行ってきたし未来の様子は好きでは無いが、、その2050年の偉そうな茂の反対勢力の駒になる卑怯に殺すのも悔いが残る、、、)

涙が出てきた昇

茂『おい殺し屋が泣くなよ、俺を殺す前に未来の事でも酒飲みながら話してくれ』


そこには2人の愛国者の姿があった

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