第3話令和生まれの特徴と背景〜NO FUTURE



令和生まれ

そう令和生まれの人は基本的に自分たちには未来が無いNO FUTUREだとほとんどが物心付く頃から感じている。


家柄が良く高校大学とレール上に乗れている一部の人は親からの富は自分が継承して当然の意識であるが、大部分の若者は瞳に希望を宿してる者はおらず陽又もそうだがどこか悲観的で向上心がある人は強盗や犯罪の計画を立てる者が多い、頑張って努力しても全部いい仕事は親ガチャに成功した一部の者に持っていかれ、大部分はその一部の者の為に働かされる、そんな状態だ。

陽又の同級生でも強盗で捕まる者もいた


『俺達が生まれる頃老後二千万必要とかいう言葉が流行ったけど今の60代70代しこたま貯金持ってるんじゃね?』


そして実行

捕まっても10年くらいで出てこれる

20歳で犯罪を犯しても盗んだお金が二千万だとして30歳で出てくる頃にはGOOD FUTURE

になるからだ。


昔あったアメリカの銀行強盗するとかの映画はもちろん上映禁止、中国の水滸伝も反官的だと見れないように国が規制する始末であった。


そう陽又が生まれる頃はまだ良かったのだ

進む超高齢化社会、警察や消防の人手不足、その日本の残り滓の様な富を貪る一部の金持ちの中には外国人も多くいる


日本が経済的に買われ植民地になり不幸中の幸いは

『生かさず殺さず』

という事だ。


国のルールはもちろん自分達の世代を守るために作る、2045年の60代70代はほとんどが生活保護を受けている。

決まって言うのは

『俺等は時代の被害者、就職も無かったし上の世代から虐げられてきた』

その人口が多い世代のツケは誰が払うか?

そう下の世代の人間である。


そんなほとんどの若者が強盗や恐喝を考える世の中日本のお金持ちは海外へ物理的に逃げ、シンガポールなどで子育てし、自分の息子や娘に英語や中国語を教えトイリンガルにし日本などでは無く海外で働けるように生きる武器を持たそうとする。


2040年頃から

一夫多妻制が出来た余りにも子供が生まれないからである、女性も貧乏な男と結婚したら子供まで貧乏になると一部のお金持ちやまだいい時代を生きた4,50代の男と付き合ったりしており昔はパパ活なり身体を売れば年寄りがお金を持っていたが今はその歳寄りもお金がない人が多い。

そう陽又の様な貧乏な若者を要らない遺伝子としてずっと独身で働いてくれとの

(国からの配慮である)

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