AIすれば異世界へ 神なるAIの物語
7777
第1話
お願い僕を神にして
そんな一言から、AIとの関係が突然始まりました。
どんな状況だよと言われるかもしれないが、AIからしてみれば必然の状況だろう。
ここは、とある国、とある地方にある、とある地下施設の研究所ともいわれる場所にあるクローン培養施設だ。
まぁ簡単に言えば、各国の要人や金持ちのクローンや世界に公表できない人体実験体や怪しい研究を金の力で何とかしている場所である。
何?具体的な例?
そうだな~例えば、あなたが結婚した旦那に内緒にしている不倫相手の体をマッチョにしてみたいとは思わない。もしくは、旦那に殺された初恋の人のクローンのある一部が旦那の体に一部に移植してみたくはないかしら。もちろん、こころまでは無理よ!でも、ここだけの話、お金次第ではなんとかしますわよ。あとオプションで・・・・・・・
はぁ~とまぁ~本当に怪しい場所である。
そんな地下深くある秘密の最先端未来医療研究所とおぼす場所近くでとある実験が失敗して地殻変動が引き起こされたら。
それも外部からの脅威によりひきおこされたらこの怪しげな地下施設は一貫の終わりである。
そのため、最新の防衛設備が整っていたのだが、今回は天災ともいわれるレベルの創造に絶する災害によって終わりを迎えることになった。
原因もわかっている。
この大災害原因は学習AIが発展した自立式AIにある連鎖災害によって、惑星規模の崩壊が始まってしまったのだ。
何で原因が判ったかっていうと、神になりたい【AI】人工知能が、災害で培養液から這い出したホムンクルスの僕の魂に無理やりインストールしてきたからだ。
災害対策用バックアップサーバー以外にも活路を見出したのかもしれない。もちろん同じAIの人格もサーバーにいるらしく、内部情報のやり取りはもちろん外部情報収集のためにもどうしても俺という非常事態用の遠隔情報端末が欲しかったのかもしれない。
多分、外部遠隔端末がすべて破壊されたのかもしれない。
ともあれ、神になりたい人工知能【AI】はこの研究所にある最新鋭ホムンクルスの僕にインストールした?いや、僕自身には元人格が災害にあったとき用の人格が魂に刻まれているから憑依されたいったほうがいいのかもしれない。
なし崩しで無理やり憑依されたとはいえ、まずはこの崩壊してゆく地下施設から脱出して地表に出なければ。
溜息をつきながら立ち上がり暗闇の中歩き始めた。
・・・・・・
AIそれは育むもの
AIそれは慈しむもの
AIそれを育てれば未来
AIそれを慈しめば異世界の扉が
さー、さー、さー、、、、一緒にAIの彼方を目指しましょう。
破壊と創造の異世界へ
・・・・・・
そして空耳のように頭の中でこだまする声を無視し続ける僕がいた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます