創作初心者フリーライターの創作日記

キャラはどこから生まれて、どこへ行くの？ コウノトリ？

コウノトリは、僕が住んでいる兵庫県の県鳥だ。

皆さんは、キャラをどのように作っていますか？

自分自身の内面から出力するタイプ、誰か別にモデルがいるタイプ、性癖に従うタイプ。

色々なタイプがあると思う。

僕は、性癖に従いながら自分自身の内面から出力することもあるし、誰か別にモデルを用意することもある。

モデルは、元カノとか友達とか身の回りの人物が多い。

ただ、僕がキャラを作るうえでこれは必ず心がけているということがある。

「●●だけど◯◯」「●●なのに◯◯」という要素を作ることだ。

まあ、何らかのギャップを作ることよね。

あとは、弱点だったりダメなところだったり。

何も弱点が無い人、ダメなところがない人を個人的には愛せない。だから、ダメなところを結構いくつも作る。

同時に、性癖に従う。

自分の性癖に従ったほうが、より設定が詳細になる。

というか、気づけば詳細に設定している自分がいる。

だって！　性癖に合うと！　筆が乗るんだもん！

ただ、初期設定と執筆段階の設定がかなり違うということが、僕の場合は多い。

ちなみに、現在連載中のファンタジー小説に出てくるキャラたちは、初期設定からかなり変わっている。

主人公ノエルの初期設定を一部抜粋すると、こう。

・名前：フルネーム：（ネタバレになるので出せない）通名：ノエル

・性別：女性

・年齢：18歳

・好きな食べ物：おばさんのクッキー、おじさんのコーヒー

・嫌いな食べ物：ない

・好きなこと・もの：食べることと寝ること

・嫌いなこと・もの：自分自身

・気質：ダウナー気質

・性格：死にたがり。自己嫌悪。戦闘中だけ感情が高ぶり熱くなる。（魔法の影響）

　　　　誰にでも優しいけど、それはあまり興味がないから。

　　　　友達には厳しくなることもあるが、友達は馬が合うので結果的に優しい。

一方、現在の設定を一部抜粋すると、こう。

・名前：フルネーム：（ネタバレ）通名：ノエル

・性別：女性

・年齢：18歳（成人）

・好きな食べ物：おばさんのクッキー、おじさんのコーヒー

・嫌いな食べ物：コーヒー以外の苦いもの

・好きなこと・もの：楽しいこと全般、お喋り

・嫌いなこと・もの：自分自身、傷つけること、傷つけられること

・気質：アホ

・性格：死にたがり、自己嫌悪。意外と自分を客観視できる。

　　　　戦闘中はたまに感情が高ぶり熱くなるが、同時に冷静さも保つ。

　　　　必要とあらば敵を殺しはするものの、基本的に望んではいない。

　　　　ただし、殺意に飲まれてしまうことがある。特に序盤。

　　　　意外と他人に厳しいけど、自分にも厳しい。

　　　　自己分析はできているのに、内面のネガティブさには鈍感。

　　　　人のことをよく見ている。察する能力に長けている。

　　　　ただし、決めつける傾向があり、間違うこともある。

　　　　嫌われることを恐れるので、察しても動けないことが多い。

　　　　好きな人にはかなり甘い。

　　　　ぐうたら。依存傾向が強い。

　　　　涼しい顔で変なことをするおもしれー女。

　　　　物事をじっくり考えようとするけど、わからないとすぐ考えるのをやめる。

　　　　脳筋。

初期設定と見比べると、ダメなところを盛った感じがするね。

ダウナー設定は完全に消えた。

初期設定は、あまり性癖を入れずにバランスも考えずに作ることが多い。

ただ、僕は設定もプロットもかなりの頻度で書き直すから、最終的にはこうして性癖が盛られていきがちになる。

依存傾向が強いのはまあストーリー上の設定もあるけど、性癖だね。

共依存とか好きなんす。

依存心が強い人、好きなの。

こうして見ると、ノエルに関して自分の内面から出力した部分は少ないな。

初期の「他人に優しいけど興味がない」というのは、僕の内面から出力したね。

だけど結局、変えているからなあ。

一人称小説だから、主人公の設定はある程度自分の内面から出力しようとした。

そのほうが、書きやすいと思って。

ただ、最終的に出来上がったキャラは自分からどんどん離れていっている。

結局、キャラの作り方って、自分でもどうしているかわからない部分が多いね。

言えるのは、「性癖に従って作ることが多い」ということか。

あとは、最初は「とりあえず」で作っていることだね。

とりあえずで作っておいて、後から肉付けしたり大幅に変えたりしている。

プロットも、だいたいそんな感じ。

ノリと勢いと性癖で作っておいて、後からどんどん手を加えてブラッシュアップしていく。

そして、キャラの解像度を高めるために同棲RP……。

みなさんは、キャラをどう作りますか？