第14話 どういう人達とつながるかで人生が決まる
僕の両親が現役だった時代はサラリーマンのことを「勤め人」と呼んでいた。
つまり昭和の時代だ。
意味するところはサラリーマンと同じだが、今やサラリーマンというのは
職業としての形態という範囲を超えて「生き方」を意味する表現にさえなっている。
一方で「どういう人達とつながるかで人生が決まる」と言われる。
これって真理じゃないだろうか?
サラリーマンはサラリーマン同士でつながる。
共通の労働観念を持ち、同じ場所で一緒に働き人生の相当の時間を過ごす。
同じ場所で同じ空気を吸い、会社という集団の中で皆が同じような言動をする。
そうしてサラリーマン世界で人生を過ごす。
だからサラリーマンであることがその人の人生になる。
同様に
自分でビジネスをする人は自分でビジネスをする人達とつながる。
そうして自分ビジネスの世界で生きていく。
成功者は成功者同士でつながる。
そして成功者の世界で活躍し続ける。
お金持ちはお金持ち同士でつながる。
そしてお金持ちの世界に住み続ける。
かつての僕自身もそうだったように
世の中の圧倒的大多数がサラリーマンとして人生を歩んでいる。
そんな中で
今さらだが気づいたことがある。
それは「大勢の人達と同じことをしていては平均的な結果にしかならない」ということ。
言い換えると「大勢と同じ生き方をしていては大勢と同じ人生にしかならない」ということ。
これからもサラリーマンを続けたら
僕は大多数と同様にサラリーマンとしての人生で終わる。
それってどうなんだろう?
誰かに勝ちたいとか上回りたいとかではない。
奇をてらった生き方をしたいわけでもない。
ただ自分の心に正直な生き方をしたいと思う。
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よく言われることの一つに
人生の最後に後悔することの第一位は
「挑戦しなかったこと」
だと言われている。
誰だって失敗するのは怖い。
だから無難で手堅い選択をする。
その時はそれが賢い判断だと信じている。
だけど最後の最後になって、その無難に生きた人生を後悔するようになる。
飛ぶための翼を与えられていながら飛ぼうとしなかったこと。
牧場の柵を飛び越えて外の世界を歩こうとしなかったこと。
結局のところ、躊躇する最大の要因はお金の不安だろう。
「サラリーマン(会社)を辞めたらどうやって収入を得ていくのか?」と。
次の章で僕の意見を述べようと思う。
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