僕はサラリーマンを辞めて自由を選んだ
ボイジャー
第1話 プロローグ
人は信じているとおりの人生を歩む
願っているとおりの人生ではない
信じているとおりの人生だ
だから「自由になりたい」と願っている人は自由にはなれない
僕は「人生は自由だ」と信じている
実際に会社を辞めて自由になった
だから僕の人生は自由だ
そんなの屁理屈だと思う人には
屁理屈でしかなく
そのとおりだと思う人には
そのとおりになる
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現時点で僕は51歳になっている。
僕が会社を辞めた表向きの理由は年老いた両親の介護だった。
だけど実際には辞める1年前から
サラリーマンという生き方には心の底からウンザリしていた。
それでも両親の介護が思わぬ展開で終了した時(父が他界、母は老人ホーム入り)
僕はもう一度サラリーマンに戻ってみようと自分に言い聞かせるように就職活動をした。
でもそれは数か月で終わりを迎えた。
僕自身が活動を終わりにしたからだ。
もうサラリーマンという生き方をしないことに決めたのだ。
その理由は以下のとおりだ。(思いつくまま列記)
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① 自分の時間がなくなる
② 他人に人生を決められたくない。
③ 組織が嫌いだ
④ 会社は会社ごっこにすぎない
⑤ サラリーマンは羊の集団
⑥ 会社が人生のすべてになるのが嫌だ
⑦ 健康で自由に生きたい
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サラリーマンを辞めるというのは結局のところ人生観の問題に帰結する。
だから誰かにとって深刻な理由も他の人にとってはどうでも良いことだったりする。
それは僕のケースも同様だろう。
また、どうしても感情的になってしまう部分が残る。
このエッセーでもそういう部分を読み取ることが出来るだろう。
でも、それも含めて自分の正直な想いをカミングアウトしたつもりだ。
なにより、この本を読んでくれている人は
僕と同じような気持ちや人生観を持っていると思うので
相応に共感してもらえるのではないかという気がする。
そうでなければ
サラリーマンとして生きることに何の疑問も持たずに
昨日と同じように今日も明日も働いているはずだから。
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