第4話

 ●月△日


 あのひとに声を掛けようと思ったので実行してみた。だが、当たり前だが彼女は嫌がってその場を後にしてしまった。しかしまあ、どうして僕はあのひとに話しかけようと思ったのだろうか。分からないけれど、僕の心臓は未だに荒っぽく動くのだった。

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