第13話 謎の瘤

 前回の話で思い出したのですが、小学生の時に一度近い状況になったのを思い出しました。当時は車通りも少なく、道幅も狭い一方通行だらけの場所でした。キャッチボールの相手を、よく父にしてもらっていました。その時に起こった事です。


 父からの送球を取りそこね、後逸したボールを拾いに行きました。T字路の角、団地の壁の角。ここで気付いた方もいそうですね、あまり良くないとされるところです。ボールは丁度角に落ちていました、内側の角ですが。これを拾おうと思い、かがんだところで意識を失いました。


 気が付けば自宅で布団に寝かされていました、未だに何が起こったのかははっきりしていません。右の額の少し角よりにこぶが2段出来ていたように記憶しています、まるで鬼の角のように。どうしたらこんな瘤になるのか謎ですが、父から見ても倒れた事しか分からないでしょう。


 謎は多いものの、これはこれで危なかったと思っています。

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