5月7日 tongue
世の中にはびこっている格言なんぞいうものは、9割がたあてにならないというのが私の格言である。ただし、ちゃんと残りの一割に当てはまるのもあるからこういう言い方をしているのであって、その中の一つに「人の金で食う焼肉は美味い」もきちんと居座っていらっしゃる。
でも私は人に奢られることに関して多大に申し訳なさを感じてしまう性格なので、あんまり偉そうに享受できてるわけではないってのが真実で、恐縮しながらもそこそこお腹いっぱいになるぐらいの量をいただくぐらいに留めてしまうことが今までの人生において2~3回あっただけなのだ。
にもかかわらずこれが残りの一割に分類されているのには理由があって、なぜならそのいずれもにおいて、私はその美味しさとなんだかよくわからない楽しさに感動していたからなのである。だっておいしいものはおいしいじゃん。
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などと雑記をふわふわ考えながらやっと迎えた今日は、ほとんど初めてといっていいほどのこわばらなくて済みそうな奢られの日だった。というのも、この前趣味活で遠征した時に、同担の友人に自慢のメッセを送ったら代理購入を頼まれたので、その返済&戦利品の手渡しの機会としてかれこれ3年ぶりぐらいにご飯でも食べないーって話になったのだった。
額面的にちょっといい食べ放題の焼肉に行けそうなぐらいだったので、私の心はわくわくでいっぱいになって、でもついでに胃の中はからっぽにしておくのだった。塩タンたべたーい。
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