メインヒロインは、百合ゲー主人公のような女の子の自分? 読者からの反応

激 辛

第1話

「本当に私のお姉ちゃんは可愛い」


「・・・」

最近は注意する気力すら無くなってきた。


「お姉ちゃん、今度はこれ付けて」


そう言って妹は 俺 にうさ耳を渡して来る。


「いいよ。」


どうせ、注意しても良いじゃん!!と一点張りされるので諦めて居る。




「あぁ、やっぱり友達から貰ったうさ耳凄く似合うよ!!可愛いなぁ、さすが空お姉ちゃん」






俺は自分でも認めるほど顔が女の子に見える。そして、名前も女の子によくある名前の空である。


「あーもう、お姉ちゃん大好き過ぎるよ」


「ありがとう」


「あ、もう本当になんでお姉ちゃんなんだろう、結婚出来ないじゃん」


どうツッコミを入ればいいやら、


「そうだ、お姉ちゃん。次の服」


まだあったのか、


「じゃあ、取りに行って来るからまっ」

 

春が扉を開けた瞬間、そこには謎の穴があった、


「お兄ちゃん!!」


なんとか春を掴むことに成功した。


「お兄ちゃん、手を離して!!このままだとお兄ちゃんまで落ちちゃうよ」


「離せるわけが」


俺は鍛えてない。だから長く持たないし、春を持ち上げる力が


「お兄ちゃん!!早く!!」


春は泣いて居る。自分が死ぬかも知れない状況で、涙を流しても俺のことを優先する兄、思いな妹を見捨てられるわけがない。


俺は最後の力を振り絞って妹を引き上げた



だが


「お兄ちゃん!!!」


俺はその春を持ち上げる力の入れ方的に、俺は穴の方へ落ちた。


妹はすぐに俺を助けようと向かってきてくれたようだが、既に人が入れないサイズの穴になって居た。


「元気でな、春」


「お兄ちゃん、お兄ちゃん!!」



ーーーーーー 


あれ??


辺りを見渡すと、家の近くだった。


どうやら、俺は寝て変な夢を見て居たようだ。


「・・・お姉様?いつのまに外に出てたんですか?」


新しい呼び方た。そんなふうに呼ばれると


「だから、辞めてくれてよ、そんなふうに呼ばれると誤解してまた俺に告白してくる男達が」


「何を言ってるんですね?お姉様?」


「うん?私何も言ってないよ、ってえ??」


「えっ?」


 俺の前には、妹と俺そっくりな俺が居た?



「お、お姉様が二人??」


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