第3話

学校でも当然変わった。


まず一つ誰も遅刻しなくなったし、欠席もしなくなった。


そして、会話がほぼ無い。みんな読書やそれぞれの個人のことをしている。


俺は


「おはよう、夏」


「うん、おはよう」


変わってしまった。幼馴染に話しかける。前までなら俺がおはようと言われる立場なのに、


「夏、今日もその可愛いね」


「・・・」


これは、いつも夏が挨拶の次に【今日の私可愛い?】って聞いて来るのが恒例の会話だった。


そして、カズが入って来た。


俺を睨んだ。


昨日置いてったからなぁ。


カズも本来はいい奴なんだ。


「昨日はごめんな、カズ」


「話しかけんな」


「うん」



あぁ、気がつけば俺まで暗く、いやまわりが暗すぎて、俺が明るくすると迷惑そうな顔をするんだよな。


まぁ、とりあえず夏の方に戻って会話をしよう。

 夏が一番普通に会話が出来る。


そして、先生が入って来た。


特に報告もない。昔の軽い雑談好きだったんだけどなぁ。


はぁ、辛、こんな無で生きるなんて。


休み時間に話しかけられたくないオーラを夏も含めて出すので仕方なく遊ぶと、まずウィルス前とウィルス後だとコンテンツが狭くなっている。課金されやすくなったのになぁ。



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