第9話
「そんなことがあってね」
となぜかこっちの彼氏じゃなくて、俺に愚痴っている。
「最近、本当に冷たいんだよね。なんでだろう?」
隠せている気になってるんだなぁ、だから浮気してることは一切考えてない。
実際、彼女は少しも変わったような感じもなく、俺は気付かなかった。
「あ、こっちの彼氏が来た。から私行くね」
「うん」
「あっちでデート行けなかったから、代わりにこっちで楽しんでくるよ」
浮気相手は俺に手を振り、二人は行った。
そういえば、浮気相手さんは知っているのだろうか??
浮気相手さん良いやつそうではないか??
実際、昨日は色々と優しく教えてくれたし
でもとりあえず、浮気相手であることは変わらない。
とりあえず様子を見てから。
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そして、しばらく昨日ゲームの続きをやった。やっぱりVR自体は最高に楽しい。
「あのぉ、」
「はい!!」
急に話しかけられてビックリした。
「私このゲーム初めてで、色々教えてもらっても良いでしょうか?」
「えっ、あの俺も昨日初めてばっかで、」
「そうなんですか!!一緒ですね!!あのぉなら初めて同士パーティ組んでもらえますか??」
「いい・・・ですけど」
「やったー!!ありがとうございます」
なんか、デジャブ
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