【誤字修正前 06:16】婚約破棄されて追放されたお義姉ちゃんに着いて行った。一緒に元婚約者にざまぁする。

激 辛

第1話

「本当に良かったの?ユウ?」


「うん、お姉ちゃん」


俺はお姉ちゃんに着いて来た。


お姉ちゃんは義理で、つい最近この家にやって来た。


偉い人に婚約して嫁ぐ目的だったんだけど、取られてしまって、俺のお父さんは取られる間抜けと言って追放した。


俺はお義姉ちゃんはまだ2年くらいしか一緒じゃないけど、本気で姉だと思い慕ってたし、憧れても居た。


「・・・まぁ、良いか、私も嬉しいし」


ーーーー

義姉視点


「着いたよって寝てる」


婚約破棄か・・・ショックちゃ、ショックだったけど、怖かったし、何より、


うん、婚約破棄されて、追放されて良かった。 


夢を捨てられずに済んだ。

__________________


【そ、そんな】


【お前みたいな元平民じゃなくても、良い相手が見つかったからなぁ】


ーー

本当に世界ってあの時は理不尽だなぁって思った。


別に私も好きで頑張っていた訳じゃない。そうしないと生きていけないからそうしてただけ。


「ユウ!!ご飯まだ??」


「うん、少し待っててね。お姉ちゃん」


まぁ、今は地獄を耐えたから、今はこんなに幸せなんだけどね。


「はい、出来たよお姉ちゃん!!ラーメン!!」


「おー、美味しそう!!」


異世界料理、いつ見ても見た目も匂いも別格に違う。


「うまい!!」


「だね!!」


ユウには、異世界の知識を見る力がある。その力を使ってこうやって料理を作ってくれて居た。


「ありがとう、ユウ美味しいよ」


「うん」


ユウは私の天使だ。


あの地獄のような家で、唯一の私の味方で、ずっと私に影で支えてくれた。


はぁー、今頃、あのクソ家族は後悔しているだろうか、


無能なユウが私に着いて来て消えたことに

_________


ユウは天才だった。親は知らないけど


異世界の見る特別な力以外にも


そもそもの、魔力は高くそれを扱う力に長けている。


「お姉ちゃん。見てみて、出来るようになったよ」


覚える速度もその中身も桁違いに凄い。


ーーー


「お姉ちゃん、見て考えて見たんだけど?」


「どれどれ?」


ユウは当たり前のように毎日新しい魔法を考えており、今日も防御魔法を完成させた。


そして、お屋敷内に防御魔法をかけて貰うことにしている。


_________

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