51.悔しい
桜さんの番が終わり私の番になった。
1ラウンド目に桜さんが26点を取ったので私が26点以上を取らないと1ラウンド目は私の負けになってしまう。
「なっちゃん、がんばれ~!」
「まぁ、出来るだけ頑張って来るよ」
そう言って私はバッティングゲージに入っていくのだった。
~1ラウンド終了後~
「計算すると……22点か……」
「よし!1ラウンド目は私の勝ち!」
桜さんが元気よく勝利を宣言する。
……自分が負けるのは予想してたけどそれでも悔しい。
勉強は前世からの積み重ねのおかげで無双できてたけど、身体能力に関しては一度リセットされてからのスタートだったから勉強と同じように無双できないのは当たり前と言えば当たり前なんだけど。
「じゃあ2ラウンド目始めるぞ~!」
そう言ってバッティングゲージに入っていく桜さん。
「桜さん凄いね、正直なっちゃんが2ラウンド取って勝つと思ってたもん」
綾目が意外そうにしながら話しかけてくる。
「私みたいに中途半端に運動してるんじゃなくて普段から頑張ってるんだろうから仕方ないのかなぁ。……それでも悔しいなぁ」
まだ2ラウンド目が終わったわけじゃないのに私はそう感想を零すのだった。
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