46.ようやく
その後軽く私達も自己紹介をし、さっそく綾目のことを指導してもらうことにした。
ちなみに今回は私はプレイせずに二人のことを見ることにしている。
どうやって指導するか気になるし。
「じゃあまず────」
それから桜さんによる指導がはじまった。
桜さんはまず、綾目にバッティングの基本姿勢やグリップの仕方などを丁寧に教え始めた。
「バットはしっかり握って、肩幅程度に足を開いて、軽く膝を曲げるのが基本的な姿勢だよ。そして、バットを振るときは体の回転を使って力を入れるんだ」
桜さんはそう言い自らデモンストレーションをしながら、綾目に正しい姿勢とバットの振り方を見せる。
自分は無意識に基本の姿勢とかが正しくできていたからこういうのは自分にとってもタメになる。
そんな感じで数十分もの間、丁寧に綾目に教えてくれる桜さん。
そしてついに……。
『カキーン』
綾目が振ったバットがボールに当たった。
「やったーーーー!!!ようやく当たったーーー!!!」
めちゃくちゃ喜ぶ綾目。
まったくボールを打てなかった綾目が一時間かからずにボールを打つことが出来るようになるって桜さんの教え方普通に凄いな。
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新作投稿しました!
『高嶺の花の華雅さん。クールそうに見えて実はただのコミュ障』
https://kakuyomu.jp/works/16818023212794002568
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