34.風邪
「お風呂出たから入っていいよ~」
お風呂から出てきた綾目に声をかけられる。
お風呂に入って機嫌が直ったのかもう拗ねてはいなさそうだ。
「わかったけど、それよりもうちょい服着こんだら?体調崩すよ?」
綾目の服装はそれなりに薄着で、秋や冬ほど寒いということはないが春の風呂上りだとまだ肌寒さを感じるぐらいの気温なので綾目に提案する。
普段からそんな恰好してるんだったらいつか風邪を引かないか心配になるし。
「大丈夫大丈夫、この程度で体調崩すほど私弱くないし、それに寒くなったらまたなっちゃんに抱き着いて暖めてもらうもん!」
「絶対にさせないから私がお風呂から出る前にもう少し服着こんでおきなさいよ」
「もし出るまでに着こんでなかったら?」
綾目が私がどうするかを尋ねてくる。
「ん~、特に何もしないけどそんな恰好だったらホントに風邪ひいちゃうよ?」
「もし私が風邪引いたらそのときは私の看病お願いね!」
風邪の看病頼む前に自分で風邪にならないように気を付けてよ……。
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皆は体調管理気をつけようね!
ちなみに作者はここ数年体調を崩してないです。
馬鹿は風邪を引かない?馬鹿じゃないです……。
ホントだからね?
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『高嶺の花の華雅さん。クールそうに見えて実はただのコミュ障』
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