21.遊びに誘う側

私、名取芽衣は人生で最大級の難題に直面していた。


(どうやって、黒川さんを遊びに誘えばいいの~!!!)


そう黒川さんをどうやって遊びに誘うかをずっと一人、部屋で悩んでいたのだ。


(誘ったら来てくれるのかな……)


そんな風に悩んでいたがこのままでは今以上に仲良くなることはできないと思い、思い切ってメッセージを送信する。


『明日、一緒に遊びませんか?』


(ああ!!!送っちゃった!!!!っていうかよくよく考えれば明日遊ぼうって急すぎたかな?やっちゃったかも!!!)


そんな風に焦っているとスマホから通知が来た音がなり肩がビクッっと震える。


その通知音を聞いた芽衣は恐る恐る通知を確認し夏希からのメッセージだと確認するとビビりながらも返事を確認した。


その返信の内容は


『いいよー!で、どこに遊びにいく?』


まさかのOKだった。


(やった!!!!まさか本当に遊んでくれるとは!ってそんなこと考えてる場合じゃない!黒川さんを待たせるのは良くないし早く返信しないと!)


そして芽衣はすぐさま最初から考えていた遊園地を提案する。


『遊園地とかどうでしょう?』


(メッセージだと慌ててるのがバレなくて安心してやり取りできるよ……リアルだと絶対焦っちゃうし)


その後もいろいろと明日の事に関することをやり取りし、無事にその日は終わった。





そして次の日、芽衣はルンルン気分で待ち合わせ場所に向かうとそこには


「あ、おはよう名取さん」


私服姿の夏希と


「あ、来たんだ」


綾目がなぜかそこにいたのだった。



……なんで佐藤さんがいるの?

あと来るに決まってるでしょ!!


───────────────────────

まぁ、綾目が何もせずじっとしてるわけないよね……。


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