百合ゲーの世界に転生したので主人公の恋愛を応援しようと思います!
ハゲダチ
1.突然の死
「いや、このゲーム難しくない?」
そう不満そうにいっている私は
ぴちぴちの現役大学生だ。
今、私は友達に進められたゲームをしていた。
友達が「あんた勉強と運動とかはできるのに、恋愛関係のことはからっきしだからこれでもして勉強してみたら?」といってこのゲームを渡してきた。
ゲームはあんまり得意じゃないから最初は断ろうとしたのだが「このゲームめちゃくちゃ簡単だからよっぽど乙女心を理解していない奴じゃなければバッドエンドにいくことなんてないから」と言っていたのでそこまでいうならと仕方なくこのゲームをプレイすることにし家に持ち帰った。
それに私自身が乙女心を持ったJDなんだからすぐに終わるだろうと慢心していたところもあったのかもしれない。
しかし私の予想とは裏腹に私の目の前にある画面にはBADENDという文字が浮かんでいた。
「これのどこが簡単なんだよ~!……はぁ、今日はもう寝よう」
明日学校でどうすればよかったのか聞こうと思い今日はもう寝るのだった。
次の日、私は学校に向かって歩いていた。
すると横の方から突然声が聞こえてくる。
「夏希~、ゲームどうだった?簡単だったでしょ?」
「いや、あれのどこが簡単なの?普通にバッドエンドになったけども」
「いやいやいや、あれ順当にやっていくと簡単にハッピーエンドになるよ?」
「え~、難しく感じたんだけどなぁ~」
そうやってゲームについて話していると横断歩道についたので赤信号から青信号に変わるのを待つ。
すると向こうからトラックが来ていた。
特に気にすることもないのでゲームについていろいろ聞こうとしたのだが急にトラックがこちらに突っ込んできた。
友達の方を見るといきなりこちらに突進してくるトラックに驚いているのか固まっている。このままじゃ二人とも轢かれると思い私は思い切り友達のことを突き飛ばした。
「夏希!!!」
この世界で最後に聞いた言葉はそれで最後だった。
────────────────────────
モチベーションがあるかぎり毎日投稿しようと思います!
少しでも面白いと思って感じたらぜひフォローと☆☆☆を付けてください!
作者のモチベーションになります!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます