140万円の値が付いたサクランボ『佐藤錦』の凄さは、味ではなく『見た目』にある。

コロ助研究所のブログ

140万円の値が付いたサクランボ『佐藤錦』の凄さは、味ではなく『見た目』にある。

こんにちは!お米に等級はいらないと思ってる、コロ助2世です!!


今回は今年の初競りで140万円の値が付いたサクランボ『佐藤錦』の凄さを自分なりに考えてみた。


『佐藤錦(さとうにしき)』とは?

山形県にいた佐藤さんが作ったサクランボで『佐藤錦』と名付けられました。

甘いが劣化しやすい『黄玉』と酸味が強いが肉厚な『ナポレオン』の2つのサクランボを掛け合わせて作られた。

特徴として、宝石のルビーのように光沢のある見た目をしていて、肉厚で糖度は20%前後(普通のさくらんぼ:16%)と甘く、ほどよく酸味もある。


『佐藤錦』の凄さとは?

140万円という値が付いた『佐藤錦』の凄さは、見た目を重視したブランド戦略にあるのではないかと考えた。

サクランボに限らず農作物の値段は味ではなく見た目で決まる。(これが『等級』という制度)

この等級という制度により農家さんたちは値段を上げようとより真っ赤な『佐藤錦』を作ろうと頑張る。

しかしこれだけでは他のサクランボと差はない。


ここで他のさくらんぼとの差別化のため行ったのが見た目を重視したブランド戦略である。


そのブランド戦略の要が毎年1月に行われる『初競り』である。

豊洲のマグロなどで有名な『初競り』を行い、高額で競り落とされたことで話題になる。それによりブランド力がめちゃめちゃ上がる。


『佐藤錦』の見た目を重視した戦略のもう一つは、箱に詰めるときの詰め方にあると考えました。


はじめて見たときはサクランボであることを疑いましたよ!

この詰め方を考えた人、天才すぎます!!


この詰め方は佐藤錦を美しく並べて石垣のように詰めた『佐藤錦石垣詰め』と言います。一粒ずつこの道10年以上の熟練した職人の手によって詰められており、一般的に、『石垣詰め』は佐藤錦限定の詰め方であり、他のサクランボでは粒の形がバラバラなため綺麗な石垣詰めにはならないとされています。


サクランボの柄(え)が見えないように下にして、横の丸みを帯びているあたりが上に来るように少し斜めにすることで宝石のルビーのような光沢のある見た目になる。


『佐藤錦』の見た目を重視したブランド戦略について書いてみました。

見た目に関してつらつらと書いてきましたがやはり味が気になりますね。

もう少し安く手に入るらしいので是非買ってみてね!!

僕も食べたことないので買ってみたいです笑


※完全版はnoteに書いてます。プロフィール欄のURLから飛べます。

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