【誤字修正前 06:04】寮暮らしな俺は嫌われているからもう遅い
激 辛
第1話
俺は一年間寮暮らしをしている。
最初は仲が良かったが、今は楽しく一人を満喫中。
さっきから、ノックがうるさい。鍵は閉めているし、俺専用の部屋なので、開ける必要はない。とりま寮長にこのことを連絡して、ヘッドホンを付けてうるさい音を聞こえないにしてゲームをする。
オンラインゲームを始めると、
メッセージが99件以上届いています。
この開始画面も見慣れたな。
そして、オンラインゲームをやり続けて、トイレに行きたくなり、流石に出ることにした。
「アンタ!!」
「なんすか?」
「なんでノック無視するよ!あんなにしたのに」
この女の子の名前は前ノ宮 前 不幸なことに苗字の通り、俺の前の部屋に住んでいる。
「ごめん。聞こえてなかった。」
「アンタが返事しないから寮長にまた怒られたじゃない!」
前にもしつこくノックして来たことがあり、その時もうるさかった。
「それは良かった、、、じゃなくて、大変でしたね。」
「わざと間違えたでしょ」
「わざとです。」
「、、、とりあえずご飯作りなさいよ!」
「嫌ですけど、」
「はぁ、いつもみんな楽しみに待ってるんだから。」
「嘘ですよね。あと、俺と寮長は食べ終わったので、あとトイレ行くんで、どいて下さい。」
「どかない!アンタが作って約束するまで、」
はぁ
「ちょ、アンタそれを押すのは辞めて。」
「いや、押しますよ。」
防犯ブザーを押した。
すると真っ先に寮長がやって来た。
「またか!さっき言ったばかりなのに!また迷惑かけて!!」
前ノ宮は連れて行かれた。
思わずため息が出た。
ーーーーーーーー
この寮は、基本的に自分で用意することが条件だ。
さっきの前ノ宮さんはかなり栄養が偏った物を食べることが多く金使いも荒かったので、最初は料理を作ってあげた。
それからは毎日食べるように気が付けば寮長含めて皆で食べるようになった。
俺は他の人の生活も少しだけ、サポートをする気で洗濯や、掃除、愚痴や相談も聞くことも沢山あった。そんなことを繰り返すうちに寮のみんなと仲良くなれた。でも段々と態度が悪くなり、俺がやることが当たり前のようになっていて、たまに忘れると凄く怒られるようになった。そして陰でパシリだと寮で聞こえてきた。
それから嫌がらせ受け、散々だった。今はもう寮長以外とは仲が良くない。寮長とは入った時からずっと仲が良く、さっきのように困ったら助けてくれる。本当に良い人だ。
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