第6話

学校


さっそく、彼女に会う。


彼女はいつも通りの笑顔をしてくれたが、それがどう思っているのが怖かった。


そして俺に抱きついて来た。


「優くん!!」


クラスメイトの目線を集める。

ここまで明らかな行動はしてなかったから、別れると言ってから、彼女は積極的になったのかも知れない。


「おはよう、春」


「うん、おはよう」


よくよく、考えてみたら俺も、嘘コクじゃなくて本気で愛して貰っているならいいかなと思っていた。

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