【誤字修正前 06:08】嘘コクだった彼女に別れると告げたら自殺すると言って来た。

激 辛

第1話

その日、俺は真実が聞こえた。


「アイツのことは全然好きじゃないから、嘘コクだったしね」


その声は明らかに俺の彼女の声だった。


「まだ、アイツと付き合ってたんだ。」


「うん、もうとっくに期限は過ぎてるけど、面白いからこのままにしてる」


理解が出来なかった


本気で彼女は俺のことを愛してくれたと思ってたし、キスとかだって今までに何回もした。


なのに、どう言うことだ??


全部嘘だったってことかぁ。



俺は一つずっと疑問に思っていた。彼女は付き合う前は、俺のことを凄く嫌っていた。本人は照れ隠しだったと言っているが、それにしては余りにもやり過ぎだった。


何より付き合ってた最初の頃は彼女が嫌そうな顔をすることが多く、舌打ちも時々聞こえたりしていた。


それにいつも、俺は思っていた。あんなに可愛い彼女が俺なんか付き合えるのは嘘みたいだって、



ーーーー

家に帰ると、恒例の連絡があり、着信がずっとなっていたが無視をした。


そして、俺は夜、一日中。考えて、決めた。


別れよう。


だが、俺は知らなかったのである。これは彼女のある行動により、失敗に終わることに、

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土曜日の朝。


いつも通りの、連絡が鳴っている。 


だけど、それも今日で、この1着で終わりにする。


「あー、やっと出た!!心配したんだよ!!なんで昨日途中から出なかったの!!」


「・・・」

彼女の声を聞くと、言う覚悟が少し薄れしまう。



「もう、何か言ってよ!!心配でまだ寝ていないんだから!!」


「・・・」


「おーい、どうしたの?本当にどうしたの?ねぇ、どうしたの?お願いだから、何か答えてよ。昨日も話せなくて私寂しかったんだから」


「・・・嘘コク」


「・・・えっ?」


「昨日聞いたよ。嘘コクだったんだってね」


「いや、待って。違うの、」


「違くないよね。付き合って最初の時の態度で分かってたし」


「・・・っ、でも私あなたこと」


「ごめん、俺はもう嫌だ。」


「待ってお願い聞いて!!」


「別れよう。」


「嫌だ!!そんなの嫌だよ!!私あなたがいないと」


俺は携帯を切った。


寂しさと辛さ。悲しさが全て込み上げて来る。だけど、スッキリした感じもあった。


_______________________________________________________________

俺は家でゆっくりしようと思ったが、


インターホンがなる。


やはり彼女・・・元カノだった。


ピンポーン

無視をする。


ピンポーン

無視をする。


ピンポーン

無視をする


ピンポーン


うるさい!!


「何」


俺はカメラ越しでる。


「ごめんなさい。優くん。」


「別に良いから、うるさいがインターホン鳴らすのやめて」


「辞めるから、開けて優くん」


「嫌だよ。今は顔を見たくない」


「お願い、私は優くんと別れたくないの」


「利用するためにでしょ」


「違う!!」


「でも、嘘こく認めたし」


「そうだけど、最初はそうだったけど、私は優くんのことが本当に好きになって、優くんのことしか考えられなくなって」


「でも、昨日自分で言ってたじゃん」


「あれは、照れ隠しで、本当はその逆なの、優くんになら好きなように利用されたいって思ってるくらい」


「なら、別れようよ。」


「それだけは嫌だ。」


「もう、切るね」


「待って、」


そしてカメラを切ったが、またインターホンを連打された。


「お願い、優くん、私優くん居ないと死んじゃうの」


「いや、そんなこと言われても」


「本当だよ。優くん居ないともう生きていけない、それくらい好きになったの私は」


俺は冗談だと思った。だが元カノはすぐに隠し持っていた。カッターを出して、


「私は死にます。ありがとう優くん」


「待って」


俺は思わず扉を開けて彼女のカッターを握った。


「離して、別れるんでしょ!私のことを見捨てるんでしょ」


「・・・っ」


「ほっといてよ。私はこのまま死ぬんだから!」


「待って、分かったから、付き合うから、取り消すから別れるの取り消すから」


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