第3話

元カノことが頭に浮かぶ。


未練があった訳じゃなが、辛いと思う気持ちもある。


はぁー、心の整理が出来ない。


電話が鳴る。


元カノからだった。


着信ならないようにするの忘れてた。


これで、


「もしもし!!」

間違えて、着信を押してしまった。


プチ、


まぁ切ればいいよなぁ。話聞きたくないのは変わらないし、


そしてまた、電話が鳴る。


今度こそ完全に着信拒否にした。



ーー

・・・今までは、楽しかったな旅行。


もしかするとずっと裏切られたいたかも知れない、けど旅行が楽しかった事実は変わらない。


何とも言えない気分だった。


ーーー

後期の大学が始まる。今日はオリエンテーションだが、思いっきりサボった。


そういえばゼミ一緒なんだよなぁ。


行きたくねぇな。会いたくねぇなぁ。


とりあえず、元カノと合わない授業を確認するか、今からでも落としていい授業を確認して、

ーーー


友達から心配の連絡が来た。


「大丈夫か?大学来るよな?」


「あー、今度から行くよ。ちゃんと」


「履修登録を忘れないように気を付けろよ」


「おう」


あぁ、ゼミもだし、何個か授業が被っている。腹が痛い。


そう思っていると、元カノと俺の写真があった。


「・・・」

捨てるか。


ーーー

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