物語2
@nanekuzikozou
プロローグ
ある日彼女はいつものように一人目覚める。
そこは酷く不気味な場所であった。あたり一面には球状のようなもの宙に浮いて存在している。しかし彼女はその場所に恐怖心などは一切ないようだ。ただ自分の置かれている状況に変わりはないか確認する。しかし、何も変わりない。この場所には不釣り合いとも言えるほどの巨大な装置、その歯車にそれぞれの四肢が固定されている。彼女の言葉が口から漏れる。「死にゆく体をこの場に留めてもなんの意味もないだろう。私にはまだやるべきことがあるのだろうか、私の友は変わり果て今や異形のモノとなった。生が呪縛となり己の存在に対し酷く絶望しているだろう。この場所も私ももう長くない。これは賭けだが、、、」と彼女はとある装置の準備をする。それは現在の科学技術では到底敵うはずのない超常的なものだった。そうして彼女はこの地に自身と友の開放を願い4人の人物を転移させた。
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