16話 彼女の思い。
私は、契約書にサインしたので本名を名乗ることはできません、年齢は20代前半です。
この契約は、お金のためです両親が無くなり妹がいて毎月おばさんに妹の生活費を送っていました。
求人広告を見て応募したのです、20代女性の募集です、面接官は彼でした。
私は、もしかしたら、この時すでに彼に恋を、していたのかもしれません。
その場で連絡先を訊かれ1週間後、合格と知らされて次の日からアパートに3人で住むことになったのです。
家族を作り、しばらくの間一緒に住むことになったけど不安はありません、彼はとても誠実で優しい人です。
彼と子供1人、彼は30代前半(想像)ですが本当はもっと年上でした。彼は年より若く見えます子供は、可愛い女の子です、ブロンドのロング、エメラルド色の瞳、小さくぷっくりした唇、可愛い子でした。10歳だと本人が話していました。
契約期間は1年間で、それまでにCが知りたい情報を手に入れたいようです。
朝、起きると朝食の用意をして、3人で世間話をしながら朝食を取り、お弁当にサンドイッチを詰めて、3人で出かける。こんな細やかな幸せが、毎日が楽しくて、これからも続く、続けば幸せになれると一人で想像していました。
娘を学校に送り、主人は仕事場、新聞社に出勤して夕方戻ってくる。
私は、10以上離れたこの方を愛するようになりました。彼のことを全てを知りたいと思うようになっていたのです。
週に1度手紙を出していること記念日に贈り物を送ってること、その度に相手からの返事や彼への誕生日にプレゼントと手紙が届いた時、私は言いようのない嫉妬で、どうにかなりそうでした。
任務が長くなれば長い程、彼への気持ちが押さえきれなくなり、私は彼の全てが欲しいと思うように、なっておりました。
ある日、彼の奥さんからの手紙を悪いと思いながら我慢できずに封を開けて中身を読んで思いついたのが彼の筆跡を真似て奥様に出す事です。
(引っ越したので、次からはこの住所に送ってくれ)と、書いて送ったのです。
私の、アパートです1人暮らしなので手紙が届いても問題ないし安心です。
しばらくの間、私と彼の奥さん(奥さんは、彼だと思っている)の文通が始まりました。
そんな、ある日、彼は妻からの返事が届かないことに不信に思うようになっていました。
疑われる前に、何とかしなくては私達2人の幸せのためよ覚悟を決めたのです。
念入りにお風呂に入り、今、流行りの香水を付けて裸で、ベッドに入り待っていました。
彼は、隣に若い女性、私が寝ているのに手を出すことは、なかった。そんな彼だから愛したのです。
今日は、手を出してもらわないと困るし、何もされないと、ショックなので知り合いから媚薬を手に入れて、寝酒用のお酒に入れていました。
即効性なので媚薬の効果が現れて、いるころだろうと思っていました。
彼の、息づかいが荒々しくなり何時もと違う彼は、ベッドに入りなんとなく我慢してる?そう感じた私は、彼の腕を掴み自慢の胸に押し付けたのです。
彼は等々、私に陥落していました。上になり荒い息づかいをしながら本能に任せて朝まで抱きあって、寝ないまま2人とも仕事に出掛けたのです。
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