これから

1

つらつらとした文章に

人生についてのあれこれや

聞いたこともなかった表現。

そんな本が、あまり好きでは無くなった。

耳が痛いって、読書に対して使って良いのか…

それも分かんないけど。

だから、ライトノベルを書こうと思った。

ただ、あまり上手くは行かなかった。

登場人物の顔やら景色やらを、伝わる様に描写するのは難しい。

想像力が足りないのだろう、異世界なんて思い描けなかった。

技術ももちろん足りなかったよ。

なら現実の事を書こうと思った。

つらつらとした文章に

人生についてのあれこれ

そこから"聞いたこともなかった表現"を綺麗に取り除いた文章が出来上がった。

読みたくも無いモノを、自分で書き上げた。

とても最高な気分だった。

もちろん、今書いてる文章もソレにあたる。

だんだん本そのものが嫌いになった。

もちろん書くのも嫌いになった。

本屋に行くのも嫌いになった。

今も変わらず好きなのは

散歩と音楽だけになった。

自分の事は…好きでも嫌いでも無くなった。

ここから始まるどんでん返しはきっと無い。

これから一生…なんて壮大な語りにするつもりは無いけど、書くのを好きになるには、まだまだ時間が必要そうだ。

それでも書こうと思うのは

書かないよりはマシだから。

読んでて楽しい本を作りたい

私の今年の目標です。